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ヘタリア大帝国
TURN141 石の謎その十一
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「ああ、わかったぜ」
「それでは」
 こうしてだった、三人で話を決めて。
 ミーリャも呼ぶことにした、人類の運命を賭けた戦いへの出撃を明日に控えた中で。
 その呼ばれたミーリャもだ、平賀の話を聞いて強い声で答えた。
「うん、それじゃあね」
「乗ってくれるか」
「乗組員の人達もいるのよね」
「ああ、任せとけよ」
 そのことは田中が答えた。
「潜水艦のクルーはこっちで用意出来るからな」
「それじゃあ」
「後は首相さんがどうするかだよ」
 ソビエト首相であるミーリャがだというのだ。
「後はな」
「カテーリンちゃんを助けられるのならね」
 ミーリャはこのことから答えた。
「私もね」
「行ってくれるか」
「うん、皆を助けに行くから」
 こう答えるのだった。
「田中さん達と一緒にね」
「では行きましょう」 
 エルミーはミーリャのその両手を己の両手で握って言った。
「私達で」
「うん、それじゃあね」
 ミーリャも行くことが決まった、最後の戦いに思わぬ助っ人が来ることも決まろうとしていた。


TURN141   完


                     2013・10・6
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