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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第5話『休日』
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るが―――。
スバル「おお〜!」
上手くぬいぐるみのタグに引っかかってアームによってつり上がりそのままゲット。
カズマ「まあ、ざっとこんなもんだな」
スバル「すごいよ、カズマ〜!ありがとう!」
スバルがぬいぐるみをギュッと抱きしめる。
普段は割と男っぽいけどこう見てると普通の女の子だよな。
スバル「どうしたの?カズマ」
カズマ「いや何でもない。それよりティアもなんか欲しいのはあるか?」
ティア「私?私は………あれをお願い」
ティアが指さしたのは羽根をはやした黒猫のぬいぐるみだった。
こいつも、結構少女趣味だよな。
カズマ「OK。まかせとけ」
♪〜♪〜
再び軽快な音楽と共にアームを動かす。
あれがある場所が山積みになっているぬいぐるみの一番上。
なら、取らなくても上手く転がせば自動的に手にはいるだろう。
頭の部分にアームを合わせて頭を浮かせるそしてそのまま転がって落ちてくる。
カズマ「ほい、一丁あがり。ほら、ティア」
取り出し口からぬいぐるみを取り出しティアに渡す。
ティア「あ…ありがとう」
少し恥ずかしがりながら受け取るティア。
そして、頬を軽く染めながらギュッとぬいぐるみを抱きしめる。
しかも珍しく嬉しそうに頬を緩めていやがる。
たく、いつもこんなんならかわいげがあるのになぁ…。
ティア「な、なによ。さっきから人の顔をじ〜っと見て」
カズマ「いや、別に…」
さて、ゲーセンで遊んでいると良い具合に日が傾いて来たので外に出る。
スバル「いや〜、遊んだね〜」
ティア「そうね。ゲームセンターも久しぶりだったけど案外楽しめたわね。あと、約一名の鼻も折らせてもらったし」
カズマ「くっ、次は負けない」
ティア「いつでもかかって来なさい」
ガンシューティングでティアに俺の全てのスコアを塗り替えられてしまったのだ。
この屈辱は次に確実に返させて貰うから名な!
スバル「ねえねえ、帰る前にさあそこに行こうよ」
カズマ「ああ、あそこな」
◇◇◇◇◇
スバル「うわ〜、きれ〜い!」
ティア「相変わらず良い場所ねここは、風も気持ちいいし」
カズマ「そうだな」
スバルが行こうと言った『あそこ』とは市街地から少し離れた小高い丘の上にある小さな展望台。
ここから見る夕日がとても綺麗なので俺たちが訓練生の時からよく来ていた場所。
スバル「でも、当分はここに来れないね」
ティア「そうね。来月から機動
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