使い魔は召喚魔剣士!?
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りだ。私は彼を見ながらそう思った。
コルベールSIDE
私は二年生となった生徒たちの使い魔召喚の儀式を教師として監督していた。
ミス・タバサの番となり呪文を唱えた後に召喚のゲートが二つ出てきた。
(召喚のゲートが二つ!?)
私が驚いていると鏡の中から青いドラゴンと黒い髪の人間が出てきた。
人間!?とさらに驚く。
周りの生徒たち彼を見て騒ぎ出した、だが彼が一言。
「俺を呼び出したのはお前だな……」
と言った瞬間、威圧感を感じ生徒たちは一瞬で黙ってしまった。
私はその威圧感を危険だと思い咄嗟にディテクトマジックを使ってみたが、彼はすさまじい魔力の持ち主だった。
そのことと威圧感から警戒を強めた。
そしてミス・タバサと少し話し
ミス・タバサが正直に使い魔にするためと答えたときにはひやひやした。
その後、彼があっさり了承してくれたことに驚きつつ、ミス・タバサからの質問に答え、彼は魔力を持っていたが杖を持ってる様子がないので、ホントにメイジなのか確かめるべく私は彼に話しかけた。
「失礼、ミスタ……」
「俺の名はアルウィン・ルベルだ」
聞いたことが無い名前だ、これほどの魔力の持ち主なら有名なメイジになっていてもおかしくはないのだが……杖を持ってないこととなにか関係が?
「ミスタ・ルベルもしや貴方はメイジでは?失礼ながら先ほどディテクトマジックで調べさせてもらいました。その時、魔力を持っているとわかったのです」
「メイジというのは分からないが、魔法が使えるということか?」
「そうです」
メイジを知らないとなると、彼はかなり遠くの国の出身なんだろうか?
「魔法は使える」
「そうですか。メイジという言葉を知らないということは、貴方は異国のメイジですか?」
「それに関しては後で答えよう」
「分かりましたでは後ほど院長を交えて話しましょう。ですがなぜ契約を了承してくれたのですか?メイジということは貴族でしょう」
「契約しないと、その子の立場が悪くなるのではないか?」
「……そうです」
「それが理由だ。あと俺は貴族ではない」
「そうですか……」
メイジであるのに貴族ではない……色々と事情がありそうですね……
その後、私はミス・タバサに契約をするように言い無事契約は終わった。
そしてルーンをスケッチするために彼のルーンを見る。
「おや?これは珍しいルーンですね」
彼はルーンを見て
「……エターナル、永遠か」
驚いた彼はルーンを読めるのか!
「ミスタ・ルベル。貴方はルーンが読めるのですか!」
「なぜか読める……ルーンの意味に関しては心当たりは少しある」
「そうですか。それに関
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