使い魔は召喚魔剣士!?
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コルベール先生は警戒しながらも少し考え
「両方に契約してください。どちらも召喚に応じミス・タバサの呼びかけに答えたのですから……」
それからコルベール先生は彼の方に向く。
「失礼、ミスタ……」
「俺の名はアルウィン・ルベルだ」
「ミスタ・ルベルもしや貴方はメイジでは?失礼ながら先ほどディテクトマジックで調べさせてもらいました。その時、魔力を持っているとわかったのです」
「メイジというのは分からないが、魔法が使えるということか?」
「そうです」
彼は少し悩み
「魔法は使える」
私は驚いた。彼、アルウィンはメイジなのに私の使い魔になってくれるというのだ。
どうして使い魔になってくれるんだろう……
でもメイジなのになぜかアルウィンは杖を持っていないそれも気になる。
「そうですか。メイジという言葉を知らないということは、貴方は異国のメイジですかな?」
「それに関しては後で答えよう」
「分かりました。では後ほど学院長を交えて話しましょう。ですがなぜ契約を了承してくれたのですか?メイジということは貴族でしょう」
「契約しないと、その子の立場が悪くなるのではないか?」
「……そうです」
「それが理由だ。あと俺は貴族ではない」
「そうですか……わかりました」
アルウィンとコルベール先生の話は終わったのでコルベール先生がこちらを向く。
「ではミス・タバサ。契約を行ってください」
私はアルウィンに近づき
「契約するから屈んで」
アルウィンはうなずいてから屈み、私は呪文を唱える。
「我が名はタバサ。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
そして私はアルウィンにキスをした。
その後、アルウィンは苦しそうに右手を押さえて
「……っぐ」
「大丈夫、使い魔のルーンが刻まれてるだけすぐに終わる」
その後、すぐ痛みが治まったのか手甲をはずしルーンを確認している。
そしてそれを確認したコルベール先生が
「終わったようですね、では次は風竜の方に」
「はい」
そして風竜の方も契約する。
コルベール先生が風竜のルーンのスケッチをした後、アルウィン方にきて彼のルーンを見る。
「おや?これは珍しいルーンですね」
アルウィンはルーンを見て
「……エターナル、永遠か」
コルベール先生は驚いて
「ミスタ・ルベル。貴方はルーンが読めるのですか!」
「なぜか読める……ルーンの意味に関しては少し心当たりがある」
「そうですか。それに関しても後ほど色々と話をお聞きしたいのですが、よろしいですかな?」
「あぁ」
アルウィンに関して謎が深まるばか
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