スーパーロボット大戦OG外伝
0579話
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力を発揮出来ないしな。
『それ以前に、彼女は今日オーブの方に出掛けているよ』
「……なるほど」
まぁ、ようやく外に出られるようになったんだし、オーブの方に出掛けても不思議は無いだろう。……ここ暫くかなりの頻度でオーブの方に顔を出しているから飽きそうなものだが。
「となると、近右衛門だけだとちょっと難しいかもしれないな。魔法先生達にも出張って貰う必要があるか」
『そうだね、その方がいいと思う。じゃあ、僕は早速段取りを付けるからこれで失礼するよ。そうそう、転移してくるのは具体的にどのくらいの後になるのかな?』
「正確には分からないが、大体1時間から2時間後くらいだと思っておいてくれ」
修羅達500人をシロガネに乗せるのに、どのくらいの時間が掛かるか分からないからな。大目に言っておく方がいいだろう。
『分かった。なら至急麻帆良の方にも知らさせて貰うよ。繰り返すけど、転移する直前に連絡は貰えるんだね?』
「ああ」
俺のその言葉を聞くと、通信が途切れる。時間的な猶予を考えると、なるべく早く近右衛門に連絡をしておきたいのだろう。
「さて、これで連絡すべき場所には全部連絡した。……レモン、一応念の為に格納庫に一緒に来てくれ。システムXNについては損傷の類は無い筈だが、一応確認しておきたい。ホワイトスターに、そして火星に転移する時になって誤動作を起こしたりしたら堪ったものではないしな」
「まぁ、そうね。一応うちの技術班の能力を考えれば心配はいらないと思うけど、念の為に確認はしておきましょうか。……こういう時には、特定パイロットしか起動出来ないというのはちょっと面倒臭いわね。機体の調整や修理の時の事も考えて、技術班だけはどうにか起動出来るようなシステムにしておくべきかしら。私のDNAをキーにするとかして」
……レモンの今の言葉を聞いていてふと思ったんだが、それだとエクセレンやアルフィミィもニーズヘッグを起動出来る事にならないか?
まぁ、レモンがこの世に生まれた時の影響でDNAに変化が起きてる可能性は十分あるが。アルフィミィに至ってはアインストと……いや、それはエクセレンも同じなのか。
「マリュー、俺とレモンはニーズヘッグの確認の為に格納庫に行くから、修羅王の間に到着したら連絡してくれ。修羅達を全員乗せたら、連邦軍の艦隊が来る前にさっさとホワイトスター経由でネギま世界の火星に向かうからな」
「分かったわ。……コーネリアはどうするの? 格納庫に行く?」
「いや、私が行っても技術関係では役に立てないだろうからな。大人しくここでマリューと一緒に待ってるさ」
「ふふっ、ありがとう」
そんな風に笑みを浮かべて会話を浮かべる2人を背に、俺とレモンはブリッジから出て格納庫へと向かうのだった。
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