第二十三話
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その時、ハルナはマリルリに何か指示を出していた。
『スイクンだとッ!?』
そして、エキスパート達の戦いも終盤になっていた。
『しまったッ!!』
マスク・オブ・アイスが叫ぶ。
「あれはッ!?」
地上で見ていたクリスも叫ぶ。
「伝説のポケモンであるスイクンが敵の行く手を阻むために作り出すという結界………」
ハルナが呟く。
「そうよッ!! それがこの水晶壁よッ!!」
パッキィィンッ!!
マスク・オブ・アイスの身体が水晶壁に挟まれた。
それと同時に、暴れていたルギアとホウオウが動きを止めた。
「ハァ……ハァ……や……やった……勝った わ……」
カスミが確信した。
「スイクンが手加減をして、あなたの周りの壁を歪ませているから身体がちぎれずに済んだのよ。でも……これで動けないでしょう?」
カスミが微笑んだ。
「我々がルギア達を引きつけている間にカスミが仮面の男と組み合う。そしてスイクンがそれを『カスミごと』水晶壁で囲む」
「ギリギリだったが何とかあんたの作戦通りにもっていけたなカツラの旦那ッ!!」
上でカツラとマチスが喜ぶ。
「へへへ、じゃあ早速拝んでやろうじゃねぇか。この腐れ外道の素顔ってヤツをヨォッ!!」
マチスが仮面を取ろうとした時、マスク・オブ・アイスは動きだした。
『邪魔を………するなァァァッ!!!』
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