暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜奇跡のチーター〜
1話 奇跡の発現
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デスゲームが始まって3ヶ月…
俺たちプレイヤーは14層まで攻略を進めていた
俺はいつも通り最前線のモンスターでレベリングを行っていた
まだ甘かったのかもしれない…あの瞬間まで敵はMOBだけと思っていたことが

3時間前
「フゥッ!ハッ!」
ようやく27レベかあ…もっと頑張らないとトッププレイヤーにはなれないなあ
ここまでこれたのも少しばかりの自分の腕と
ラストアタックボーナスの刀(影黄泉)のおかげだからな…
「もう少し続けるかシュンッ…なっ!」
麻痺毒!?近くにモンスターはいないはずだが

「ヒャハハハハハ!攻略組の割りにあっさりすぎだぜ!」
「誰、だ…何の目…的…」

「いやぁ…弱いアンタのためにこの俺様たちが代わりに攻略組に入ってやるだけの話だよぉ!」
ふ、ふざけるな!?何の権限があって…クソ!
「やめ…ろ、…!お…い!」
「ギャハハハハ!精々その丸腰状態でこの洞窟から抜けてみろよ?無理だろうけどな!ヒャハハハハハ!」
クソ!あんな、奴らに…あんな奴らに!
力があれば!
犯罪者プレイヤー…許さない!
いつか、力を付けて滅ぼしてやる…あいつらを生かしていてはクリアにも影響が出る!
殺す…殺す…
「…ん?」
(キリング…サーキュラー?)
鎌?しかも、鎖付き?

スキル:殺戮者
「面白い…この力であいつらを…殺す!」

ーーーーーーーー

洞窟外
「やったぞ!攻略組から奪い取れるなんて!ハハハハハ!」
「俺たちも結構強いんじゃねーの?これからのことを考えると楽しくなるぜ!」
ヒュー〜ー
ゾクッ
な、なんだよ、この寒気は
「そこのお前、今楽しみって言ったか?」
う、嘘だろ…なんでお前がここに…
さっき俺たちが丸腰にしたはずなのに、その背中の鎌はなんだ!?
「ビックリしたか?お前たちには少しだけ感謝してるんだよ」
「俺はあの件のおかげでこの力を持てたんだからよ」


「だが、お前達は罪を犯した。この場では俺が断罪者、お前達が贖罪者だ!」
舞え、罪斬りし矛…キリングサーキュラー!
「う、うわあああああ!た、たすけえーー!」
パリン
「や…や、やめて…わ、悪かったたから、ウワアアア!」
パリン
「ま、待てよ、俺たち、組めばな、なん、でもできる、ぜ?だから…カハッ!」
パリン

…俺が断罪者という立場を利用して人を殺したことに変わりはない…
なんと言おうと俺は最悪な奴だ、だが自分のしたことには責任を持つ

ここにソロギルド「断罪執行者」を作ろう
俺が全てを背負い、守る
俺が断罪執行者団長helだ

アルゴにでも拡散を頼むか
メール内容は下記の通りでよろしいですか?
アルゴ、突然だが頼みがある
俺は今日、チートとも言えるユニークスキル(殺戮者
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