原作前のプロタゴニスト
龍介海外へ
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いてないんだ」
「……わかりました」
すると、白音は白虎を収納して腕輪に戻した。
「以外に呑み込みが早いな。……それと、一部発動も可能だ。それは白音自身が見つけてくれ」
「はい」
若干だが、白音は嬉そうにしていた。
「次は、全員にこれを」
「「「「これは?」」」」
「これは、内から漏れる気やオーラ、気配などを制御するもの。指輪型で邪魔にならないし、着けている本人にしか見えない。学校でも役に立つ」
四人は「ふむふむ」と納得したようだ。
「最後に、貯金を使いすぎるなよ?一応一億は俺の部屋にある金庫に入れてある。鍵は、俺の机の上から二番目の引き出しを開けたら、奥に隠し壁がある。その中だ」
「「「「一億!!」」」」
「声がでかい。まぁ、外には漏れないが」
「「「「ごめんなさい」」」」
全員が息ピッタリに言うから、ちょっと驚いたよ。
「ん〜?何の話をしているの?」
イッセーが起きちまったか。
「俺の送り出しの会だよ」
「そうなんだ……もう行くの?」
「あぁ、もうすぐ出立する。さすがに見送りは時間がかかる。……俺はここで見送られたいのさ」
「何だか、龍兄さんらしいや」
「おいおい、らしいって何だよ!」
まあ、別にいいんだけどな。
「そろそろ時間だ。皆、元気でいろよ?」
「「「「「龍介(兄さん)(兄さま)こそ!」」」」」
俺なりだが、いい見送りだな。
「……行ってくる」
「「「「「いってらっしゃい」」」」」
皆に玄関まで見送られて、俺は海外へ旅に出た。
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