本戦
一回戦〜残り128人
三日目
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くのサーヴァントも、気を悪くしちゃうわよ。」
「ふ、ふん……まあいいさ。知識だけあっても、実践できなきゃ意味ないし。君と僕が必ず戦うとも限らないしね。」
慎二は、そんな捨て台詞をはいて立ち去るのが精一杯だった。
と、たまたま去る方向がこっちだったようだ。別に隠れるわけではないが、慎二に見つかってしまう。
「おまえ……!まさか、そこでずっと見てたわけ!?
ふ、ふん……どうせおまえじゃ、僕の無敵艦……いや、サーヴァントは止められないさ。
どっちにしろ僕の勝ちは動かない。じゃあな。おまえもせいぜい頑張れば?」
そう言い残し、慎二は去っていった。そこへ遠坂凛が来る。
「……やれやれ、緊張感に欠けるマスターが多いわね。」
と、剣心が話しかけてくる。
「彼女の言う様に、彼は情報の重要性がわかってないようでござるな。とにかく、このように学園で重要な情報が得られることもあるでござる。調査は常に油断なく行うでござるよ。」
今日得た情報について、図書室で調べてみよう。
資料は意外と簡単に見つかった。
『無敵艦隊について』
大航海時代におけるスペイン艦隊の異名。千トン級以上の大型艦100隻以上を主軸とし、合計6万5千人からなる英国征服艦隊。
スペインを『太陽の沈まぬ王国』と謳わしめた、無敵の艦隊である。
遠坂凛は無敵艦隊の敵、と言っていた。そこからわかるのはおそらく慎二のサーヴァントはイギリスの英霊だろうという事。
情報も得られたし、今日はもうアリーナへ行こう。
アリーナで鍛錬を行い、帰還する。
今日は結構戦った。明日のために早く休もう。
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