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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0578話
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リと視線を向けてくるミツコ。まぁ、ミツコにしては転移能力やら、エネルギー遮断フィールドの展開能力やら、色々と興味深いシステムが詰まってるからな。……現状ではダークブレインとの戦いの余波で壊れてて、修復の目処は立ってないんだが。

「生憎とソーディアンについては修羅に所有権があるぞ」
『……その修羅達を倒したのではないのですか?』
「いや、修羅の一部を引き込んで強硬派のボスを倒したって流れだな。ソーディアンは前と変わらず修羅の拠点として存在している」
『ソーディアン、どうするおつもりですの? もし連邦軍に対して何かをするようであれば、イスルギ重工としても庇いきれませんわよ?』
「安心しろ……と言っても安心は出来ないだろうが、暫くはシャドウミラーとして活動をする予定は無い」
『それはそれで結構困るんですが……何しろ、魔法に関してはアクセルくらいにしか聞くことは出来無いですし』

 微かに眉を顰めながらそう告げてくる。この様子を見ると、ラテン語の翻訳や魔法の習得が上手くいってないのか?

「あー、そうだな。なら、俺個人としてイスルギ重工に顔を出す事はあるかもしれないな。あるいは、何らかの物資や兵器を買うような事もあるかもしれないしな」
『そう、ですわね。そうしてくれると助かりますわ。……ところで話を戻しますが、ソーディアンのような巨大な建造物をどうするつもりですの? 現在連邦軍の艦隊がソーディアンへと向かってますわよ?』
「知ってるよ。ケネスの息が掛かった艦隊だろう? 安心しろ。システムXNを使ってソーディアンごと転移する予定だからな」
『……シャドウミラーの現在の本拠地には、ソーディアンのような建造物を隠しておく事が出来る、と?』
「まぁ、可能か不可能かで言えば可能だろうな」

 俺の空間倉庫に格納してホワイトスターに行けば、それは一応ソーディアンを隠しておけるという事になるだろう。……色々と反則くさいが。

『お互いにそれなりに深い付き合いをしてきたんだし、そろそろシャドウミラーの本拠地の場所を教えてもいいんじゃなくて?』
「……残念ながら今のところは考えてないな。それに、シャドウミラーとしては十分以上にイスルギ重工に利益をもたらしていると思うが? 新型バッテリー技術、未知の物質サクラダイト、魔法の提供、ハロウィンプランのデータ提出。修羅に襲われていたイスルギ重工の施設や関係のある街を救助に向かって、あるいはそれと関係無い場所でもイスルギ重工所属の部隊として活動した。……それ等の利益を考えて、それでもまだ欲っするのか?」

 ……こうして考えてみると、随分とイスルギ重工に対して飴を与えてきてるんだよな。ギブ&テイクのギブを与えすぎたか? いや、こっちもそれ相応のリターンを貰っている以上はそこまではいかないか。特にシロ
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