あら、魔王襲来のお知らせ? 後半
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そして、こちらに近づいてきて思い切り蹴飛ばしてきます〜。
「いった〜い・・・酷いじゃないですかぁ!!」
「ずいぶんと元気ね・・・わりと本気で蹴ったはずなんだけど?」
「確かに、そうですね〜。でも、盾くらいならすぐに準備できるんですよ〜?」
私は、とっさに瘴気を固めて盾代わりにしました〜。
といっても、とっさだったのであまり質は良くなかったんですけど。
「おやおや、以外にも苦戦しているようだね?」
「ま、相手は神霊だしね。さすがの葵にも荷が重かったんじゃない?」
「ぶ〜。そりゃ、お二人は神霊ですけどね〜。今回は、倒すことはまだ目的じゃなかったですから〜」
気がつけば、プリムちゃんとミカさんの二人がすぐ横にいました〜。
まあ、ミカさんなら大罪の炎なんて大して効かないでしょうし、プリムちゃんは自分の炎を通ってこればいいですから、どうとでもなるんでしょうけどね〜。
「で、首尾はどうですか〜?」
「ああ。僕はうまくいったよ。ほら」
そう言いながら両手に抱えてたものを見せてくれるミカさん。
うんうん、うまくいったみたいですね〜。
「ちょ・・・なんでラッテンとヴェーザーが、」
「ああ、大丈夫ですよ〜。確かにボロボロですけど、ミカさんのおかげで死んではいないですから〜」
「じゃ、僕はこれで」
そう言って、ミカさんは十字架の中に戻っていきました〜。
魂だけの存在ですし、これ以上現界するのは危ないですね〜。この状態で、働いてもらいましょう。
「さて、じゃあこの二人は空間倉庫の中に入れて置いてくださいね、プリムちゃん?」
「分かったわよ。というか、まだアタシが持ってていいの?」
「はい〜。私は、斑ちゃんの相手をするので手一杯ですから〜」
「そう。なら、こっちは引き受けたわ」
そう言いながらプリムちゃんがあけた空間倉庫の中には、真実の伝承のステンドグラスが結構な枚数入っていました〜。
お、ちゃんと一まとめにしてありますね〜。
「それに、そのステンドグラスは・・・」
「ええ、全部真実の伝承のステンドグラスよ。この街にある真実の伝承のステンドグラスは、全部回収させてもらったわ」
「そんなこと、出来るはずが・・・」
「アタシも、無いと思ってたのよね・・・でも、何とかなったのよ」
かなり疲れたでしょうね〜。
これが終わったら、しっかり休ませてあげませんと〜。
「オイ黒ウサギ!これは何だ!?」
「あ、十六夜さん!それが、葵さんが完全に遮断してしまって・・・」
あらあら、いざやんまで来ちゃいましたか〜。
となると・・・
「しゃらくせー!!」
やっぱり、壊されちゃいましたね〜。
「オイ葵!これはどういうことだ!?」
「どう
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