第一章:禁書の物語に巻き込まれるってよ
11話:入院生活
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もう吐血はしていない。出血も収まった。
しかし、オレこと近簿一二三はとある事件のおかげで入院生活を余儀なくされた。ちなみに個室だったり扱いは上々。
とある日のこと。
「お前、いい加減にしないといつか死ぬじゃん? それだと皆も私も悲しむじゃん? ホントいい加減にするじゃんよぉー」
と、入院患者を殴る、オレの扱いが酷い人の話はさて置き。
「近簿ちゃん、今回も人様に多大な迷惑をかけて、黄泉川先生も私も他にあなたの事を思っている人達を心配にさせて、ちゃんと反省するんですよー。めっ」
と、青髪曰くこれはご褒美だそうだ。
「近簿一二三。なんで貴様はいつもそうなのかしら……本当に心配したのよ、バカ。というか、喧嘩したくなるのはカルシウムが足りてないからかしら?それに少し顔色が悪いわね、鉄分とか栄養取れてないんじゃないの?だったら、この私が常日頃から愛用している健康サプリΩで……」
と、栄養剤とか病院で渡されても困るのですが?吹寄さん。
「上条さんにはお前の苦労はわかりますよー。お互い不幸者同士これからも頑張っていこうな、イッチー」
と、お前はこれからオレより苦労というか不幸になるんだよ、カミやん。そして、関与しないと心の中で悪態ついておこうか。
「イッチー、入院生活おめっとさん。もうイッチーが羨ましいわ、毎日ナース服着たお姉様がた見れんねんで?イッチーなら少し上目遣いでお願いして甘えてって想像したらキモチ悪いわ!!」
「「「想像するなよ!!」」」
と、ツッコマれる青髪ピアス。
「まぁ、アレやアレ。入院生活長いんやから大変やろうと思うけど、頑張りや。コレ、差し入れやさかい、ナニする時は使ってや〜」
「ついでに義妹本も渡しとくにゃー」
と、渡されたのは義妹萌えやらナースやら女医とナニしている保健体育の参考書だった。
お前らふざけるなよ病院にこんないかがわしい本持ってきやがって!!
ありがとうございます!!
「はいはい、そこで私が没収しますねー。近簿さん」
「「「あぁ、オレ(ワイ)のお宝がぁっ!!」」」
丁度様子を見にきたオレの世話をよくしてくださるナースさんに没収された。
っていうか、患者さんの持ち物とかもらい物没収するな!!
「近簿一二三。今の私は患者に優しくできるほど穏やかじゃないみたいわよ?」
「ひぃ、そこでカミやんガード!」
「なっ!? 俺を盾にするn……不幸だぁぁああああああ!??」
と、吹寄のヘッドバッドを身代わりになってくれたカミやんに感謝。
「あと、そこのオマケな2人は病院出てから覚えておきなさいよ??」
「「ひぃ不幸だぁあああああああああああああああ
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