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きらい(すき)
1日目〜午前〜

[2]次話
「みらい!!」
「おっそい!!!!」

私、菅原みらいに駆け寄ってきたのは親友の北見優華だ。
優華は私のお兄ちゃんと付き合っている。
今日は私と、お兄ちゃんと、優華と、優華の友達でwデートだ。

「みらい、紹介するね。篠田裕也君です、幼なじみなんだ。」

…驚いた。すごくかっこいいひとだなぁ…
切れ長の目、キュッと結んだ唇、きれいな黒髪…
一言では言い表せないくらい整った顔立ちだった。

「みらい?何ぼーっとしてんの?あ、もしかして、ひとめぼれ??」
「え、あ、や…」

優華がにやにやしている。
気を引き締めなければ…

「菅原みらいです。よろしくお願いします。」
「…………」
「裕也!!」
「…よろしく…」

裕也くんはそれだけ言ってそっぽむいてしまった。
…クールなひとだなぁ…

「それじゃ、早速行きますか」

こうして始まったWデート。
うん。楽しみだ!!
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