暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos20-B騎士と魔導師の戦舞踏〜3rd Encounter〜
[10/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
薙ぎに振るう。あたしの突然の高速接近にもセイバーは対応してきて、あたしと同じように“レヴァンティン”を横薙ぎに振るって迎撃してきた。
「むっ・・・!?」
「うりゃぁぁぁーーーーッ!!」
さっきまでのあたしなら力で負けて弾き返されていたか、それか受け流されて自滅していたかもしれないわ。でも、今のあたしの一撃を防いだり受け流したり出来るかどうかはこれからのお楽しみよ。
高速突進からの全力斬撃。突進力も追加されたこの一撃に「ぐっ・・・!」セイバーが二度目の呻き声を上げた。そしてセイバーはあたしの一撃によって思いっきり弾き飛ばされた。10数mと弾き飛ばされたセイバーが砂塵を巻き上げながら着地したのを見た。ダメージを受けたようには見えない。やっぱすごいわ、あの人。
(でも・・・やれる。うん、やれるわ。スリーズ・サンズレガリア・・・!)
午前9時から正午、午後3時から午後6時までの計6時間、あたしの魔力量や身体能力の限界値を底上げすることが出来るシステム、スリーズ・サンズレガリア。システム起動・解除は“フレイムアイズ”の持ち主であるあたしに委ねられてる。
時間が来たら自動起動でもいいじゃない、って思うところだけど、こんなチートみたいなシステム、なんのデメリットもなく使えるわけもなく。強力な分、反動も凄まじいのがこのシステム。なのはのエクセリオンモードと同じ。でも後天的に魔導師になっちゃった分、リンカーコアや肉体に掛かる負荷の重さはあたしの方が上みたい。
「フレイムアイズ!」
≪おう! 大盤振る舞いだ、感謝しろ、剣騎士セイバー!! カートリッジロード!≫
「すずか!!」
「うんっ! スノーホワイト!」
≪かしこまりましたわ、スズカ≫
「パワーブースト・ガンファイアフォース!」
すずかの補助魔法、射砲撃魔法の威力強化をするパワーブースト・ガンファイアフォースが“フレイムアイズ”に付加された。そう。こっからがあたしとすずかの本当の全力よ、セイバー。
「イジェクティブ・ファイア!」
トリガーを引いて火炎砲撃を発射。スリーズ・サンズレガリアにカートリッジの3連ロード、さらにすずかの補助魔法で強化された砲撃。直撃は必倒確実。防御なんて無意味。砂漠を大きく抉りながら直進していく砲撃はセイバーの身長を超すほどに大きい。
「フレイムアイズ、次弾発射用意!」
セイバーも高速移動魔法を持っていることから十分回避できると思う。だけど、「ぶっ放し続けてやれば必ず隙は出来る!」はず。カートリッジをまた3連ロードして魔力チャージを開始。セイバーが“レヴァンティン”を鞘に収めてカートリッジをロードしたのが見えた。きっとまたアノ居合抜きをするつもりね。この距離からして高速移動魔法での砲撃回避、そして接近し
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ