暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos20-B騎士と魔導師の戦舞踏〜3rd Encounter〜
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て、新しいマガジンに交換しながら「無事ならまだやれるわね。すずかはどう?」訊いてみる。
「私はまだ大丈夫」
すずかが答えた矢先、「もう降参しないか?」セイバーが10m程離れた場所に降り立ってそんな事を言ってきた。もちろん「いやよ」ってあたしはキッパリと断った。
「こちらとしてはこれで切り上げたいのだがな。これ以上は本気でお前たちを傷つけなければならなくなる」
完全に自分の勝利を確信してるセイバー。確かにここまで一方的に押されてる形だけど。念話で『すずか。今の時間は?』すずかにそう訊く。と、『あと13秒で、この世界での午前9時だよ』待ちに待った答えが返ってきた。“フレイムアイズ”の柄を握る右手にさらに力を籠める。
「自己責任ってことなんだから、それについては気にしないで良いわ、セイバー」
「・・・後悔しても知らんぞ」
「そっくりそのまま返しちゃおうかしら、その台詞」
≪カートリッジロード!≫
“フレイムアイズ”が自分の意思でカートリッジを2連ロード。
銃剣形態
(
バヨネットフォーム
)
の銃身部分に環状魔法陣が3つと展開される。この魔法陣の役目は、魔力の放出・加速のコントロール。なのはと同じものね。ま、なのはの場合は魔力の増大・集束コントロールもさらに追加になるけど。
「ならば全力で墜としに行くぞ?」
「どうぞ!」
――フリンジングボム――
“フレイムアイズ”の銃口からバスケットボール大の火炎砲弾1発を発射。セイバーは受けに回ることなく少し横に移動する事で回避。そんなセイバーに火炎弾フレイムバレットを連射しているところで『アリサちゃん! 午前9時!』すずかから報告が来た。
直後、セイバーの背後へ通り過ぎて行ったフリンジングボムが大爆発。セイバーがその衝撃に少しよろけたのを見て、「太陽の騎士アリサ・・・行くわよ!!」銃剣バヨネットフォーム、大剣クレイモアフォームといった形態変形と一緒に追加された、新システムを起動させる。
――スリーズ・サンズレガリア――
≪カートリッジロード! バーニングスラッシュ、そしてフォックスバット・ラン!≫
“フレイムアイズ・イグニカーンス”を受け取ってからの3日間。授業や習い事、寝る間も惜しんで作り上げてきた新魔法の数々。そのうちの1つを新たに解放。フォックスバット・ラン。フェイトの高速移動魔法を基にして組み上げた、短距離高速移動魔法。
とは言っても陸戦限定で、そのうえ直線軌道しか出来ないっていうものだけど。でもま、直線軌道っていう限られた動きしか出来ない分、その速度はなかなかのものよ。
「せぇぇぇーーーーいッ!!」
――バーニングスラッシュ――
制動を掛けることなくセイバーへ突っ込んで、炎を纏う“フレイムアイズ”の斬撃を横
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