暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos20-B騎士と魔導師の戦舞踏〜3rd Encounter〜
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足を取られやすい砂地である砂漠での陸戦だが文句は言っていられん。ルシリオンからバニングスは空戦が出来ないと聞いている。空から急襲すれば楽に勝てるだろうが、それは騎士の戦いではない。相手が陸戦ならこちらも陸戦で迎え、そして真っ向から撃破する。それが騎士だ。
居合の体制のまま一足飛びでバニングスの元へ。バニングスは私の接近に対し慌てることもなく、刀身に炎を纏わせている“フレイムアイズ”を正眼に構えるのみ。デバイスを強化したところでお前が変わらなければ終いだぞ、バニングス。柄を手に取り、「紫電・・・!」右脚をズンッと踏み込む。舞い上がる砂塵が少々鬱陶しいが、支障はない。

「スノーホワイト!」

≪お任せ下さいまし!≫

――ブレイドプロテクション――

私とバニングスの間に展開された渦巻く障壁。なるほど。バニングスが慌てずにいるのはやはり月村の存在があるためか。しかし「清霜!!」それだけで私の一撃は防げんぞ。先のカートリッジ使用によって鞘内部に溜めた魔力を爆発させ、その力を利用しての高速の居合抜きを行う紫電清霜を繰り出す。

「速――っ!」

激しい音を轟かせて障壁に衝突する“レヴァンティン”の刃。ふと、妙な手応えが刃から伝わって来たことに眉をひそめる。衝撃が吸収されたような、これまでのように障壁に刃を当てた時に比べ鈍い。おそらくただの障壁ではない。

「だが、まだ足りん!」

鞘より抜き放った勢いを殺すことなく“レヴァンティン”を降り抜くと、月村の張った障壁はパキッと音を立てて真二つに裂かれた。「え・・!?」2人して驚愕に目を見開いている様子からして、私の斬撃を防ぎきる自信が今の障壁に有ったようだ。

「ぼさっとしている暇はないぞ!」

“レヴァンティン”を降り抜いた勢いで上半身を捻り、左手に持っていた鞘を振り上げて追撃。ハッとしたバニングスが燃え盛る“フレイムアイズ”ですかさず防御した。しかし咄嗟だったこともあってか「きゃあ!」踏ん張りきれずにバニングスは大きく弾き飛ばされた。やはり子供の身、軽いものだ。追撃の為に再度砂を蹴って、宙で態勢を整え着地し終えた直後のバニングスへ突進する。

≪Explosion≫

――紫電一閃――

「させない!」

――フローズンバレット・アサルトシフト――

月村の周囲に発生した冷気の魔力球4基を横目で見る。魔力球1基より3発の魔力弾、計12発が発射され、追尾性能があるのか私に向かって飛来してくる。そんな中でバニングスは私を待ち構えるかのように“フレイムアイズ”を天高く掲げて、じっと佇んでいる。

――パンツァーシルト――

側面から迫って来る月村の魔力弾への対抗策として、対魔力攻撃に優れた障壁を展開。遅れて1発が着弾、炸裂して冷気を撒き散らし
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