大転生祭の始まりと転生
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たんですか?」
「私たち神の100年に一度行われるお祭りで見事あなたが私に当たったの」
「そ、そうなんですか。あの、僕はどんな世界に転生するんですか?」
なんだか凄いことに巻き込まれたような気がするから場所を聞いておいた。
「転生場所はリリカルなのはって世界ですよ。知らないと思いますから何か質問はありますか?」
「その世界ってどんな世界なんですか?」
「魔法有り、感動アリ、バトルありの世界ですよ」
なんだか凄い世界だ。
「それで今回のお祭りは16人の神様が一人づつ転生者をその世界に送るから多分転生者同士の戦闘になると思うんです。それにその世界で生き残るためと転生者との戦いに備えて特典を五個あなたに与えられますよ」
特典…?
「特典ってなんですか?」
「特典っていうのは、例えばFATEシリーズの無限の剣製をあげたりとか魔力を多めにしてもらったりとか、容姿を変えられたりとかですよ」
「なるほど…。けど、僕はあんまりそういうバトル系の能力は知らないかたどうしよう…」
困った顔でアテナさんを見るとなんだか嬉しそうな顔をしていた。
「それなら私が作ったくじを引いてみる?」
アテナさんがくじを差し出してくるから僕はそれを引くことにした。
一枚目…いいのが来て欲しい!
「どれどれ…ファイナルファンタジーアンリミテッドより黒き風の魔銃。なんてレア引くんだろう」
レア?いいものなの?
「それってどういう能力なんですか?」
「魔銃っていうのはソイルっていう人の無念の集合体の命の結晶が入った弾丸を三つ選んで装填して打ち出すことで高濃度エネルギー体を生み出す銃なの。そして魔銃は基本右腕に黄金のギプスとして待機してるの」
魅力的だけど、ギプスはちょっと嫌だな。けど召喚獣っていうのも呼んでみたいから…よし決めた。
「なら残りの特典なんだけどギプスじゃなくて待機形態を拳銃にしてくれないですか?あとはそのソイルっていう召喚獣を呼ぶために必要な弾も全てください」
「分かりました。あと二つはどうします?」
「あの、転生した時ってどうなってるんですか?」
「神次第だけど、私は転生者に一人で生活してもらいますよ」
それならのこりふたつも決まった。
「なら一人だけでいいのでパートナーをください。それでその子に戦う力を与えてください」
「別にいいですけど、どうして?」
「他の転生者に襲われても守れるようにとおもって」
「分かった。じゃあ特典も決まったことで、第二の人生、頑張ってね」
「はい!」
そこで僕の意識は消えていった。
**************
いい子だったな。
前回の転生者はクズみた
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