第21話 夢の狭間で
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謎の忍と闘った夜、ケイトは眠りについていた
そばには怪我の具合を見守る感じでモカが付き添っている
ケイトは夢のなかであの女神、ティオーラと出会う
(どこだここは?暖かくて、心が安らぐのは…)
そう考えていると聞き覚えのある声がした
「ケイト」
ティオーラだ
『どうして君が? 死んでないのになんで?』
ケイトは不思議でたまらなかった
死んだときと同じ空間に似た世界に自分が居て、ましてや死んでもいないのに
女神がいることを
「あなたに大切なお話しがあって夢の世界のあなたにあいにきたの」
ケイトはなんのことなのか検討はついていた
いずれ現れたら聞こうとおもっていたのだ
実にいいタイミングだ
『話って現れた謎の忍に関すること?』
「ええ。 実は言うとあなたのいくべき世界はどこもなかったの」
ケイトはそれを聞いて困惑した表情で尋ねる
『どういうことそれ? 前居た世界で死ぬ予定では無かったことはわかるけど、
それがなぜ行くべき世界がないのに自分はここにいるわけ?』
疑問でしかたなかった
行くべき世界がないのになぜ自分はここにいるのか
女神は答える
「私たちの予言でこのロザリオの世界に平和と共存をみつけ、
全種族をまとめる者あらわれり、という予言があってその予言
の者にあなたが似ていたから私が転生した、
そしてそのかわりにさずける能力と一緒に同じ能力をもつ強敵が自然に
生まれた」
『で、俺にどうしろと?行くべき世界がないならおれは消えるほかない
消しにきたのか?あんたなら容易いとおもうが』
「それはできないの こうなった以上は私たちにはどうすることも
でもあなたの過去を作り、現実化して同じ兄弟なども作ることで予言を手助けする
ことはできるわ」
『だから予見を現実化するために俺がきたわけか…
なら任せようか あんたの言う予言を現実にしてやるよ」
ケイトは覚悟した
前世ではなにもいいことが無かった だかこっちは仲間いて、恋人もいて
この世界にいたいという念が強い
「わかったわ 数日後、あなたの生き別れた双子の弟が転校してくるわ
そしてあなたの過去はかつて火の国を治め四代目火影の子、波風ケイトとして
いまから生きることになるわ 」
『わかった なんとかやってみるよ』
そういうとまた眠りにはいり朝を迎えた
「ケイト 怪我の具合はどうだ?」
モカが心配そうな表情で様子を伺う
『大丈夫だよ ありがとう』
笑顔で答え学校の支度をした
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