第170話 不思議な手品師
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『『謎の仕事』に挑んでいる元妖精の尻尾B』
真っ白な霧で辺りを覆いつくされた天高く聳え立つ崖。
ガ「はぁ・・はぁ・・・はぁ、はぁ、おい・・はぁ・・・はぁ・・つ、着いた・・みてぇだ、ぞ・・・はぁ、はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・はぁ・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
その頂上に今、辿り着いた者達がいる。妖精の尻尾の魔道士であり、鉄の滅竜魔道士であるガジル・レッドフォックス。
リ「はぁ・・はぁ、はぁ・・・や、やっと・・か・・・はぁ、はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・・」
同じく、妖精の尻尾の魔道士であり、ガジルの相棒であるエクシード、パンサー・リリー(通称リリー)。
ラ「はぁ・・・はぁ・・はぁ、はぁ、はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・・」
ミ「はぁ、はぁ・・・はぁ・・はぁ、はぁ・・はぁ・・・」
同じく、妖精の尻尾の魔道士であり、妖精の尻尾6代目ギルドマスター、マカロフ・ドレアーの孫、ラクサス・ドレアーと、妖精の尻尾の看板娘であるミラジェーン・ストラウス(通称ミラ)。
ジュ「はぁ・・はぁ、はぁ・・・こ、ここが・・・はぁ・・はぁ・・・はぁ、はぁ・・・・」
カ「はぁ、はぁ、き・・『霧隠れの滝』・・・はぁ・・はぁ・・・はぁ、はぁ・・はぁ・・・・」
同じく、妖精の尻尾の魔道士であり、グレイに好意を抱いているジュビア・ロクサーと、妖精の尻尾一の酒豪女のカナ・アルベローナ。
この5人+1匹は昨年大魔闘演舞に出場した元妖精の尻尾Bである。本当はナツ達と一緒に大魔闘演舞に出場するはずだったのだが、急遽マスターからの頼みでこの『謎の仕事』をする事になったのだ。
そして―――――その『謎の仕事』の目的地である『霧隠れの滝』に彼等は到着していた。
その名の通り、『霧隠れの滝』は霧で隠れていて、更には崖の頂上にあり、ここまで来る為の道のりが険しすぎる為、ここに辿り着いたのはこの5人+1匹が史上初とされている。
ラ「本当に、ここで間違いねぇんだよな?」
ミ「間違いないわ。ほら、マスターから貰ったこの歴史書の描いてある滝の絵・・・」
ミラは背負っていたリュックサックから表紙がボロボロの歴史書を取り出し、滝の絵が描かれているページを開くと、滝口の辺りを指差した。ミラが指差したところには、竜のような形をした石の像が置かれていた。
ミ「この絵のとおり、あの滝の滝口にも同じような竜のような形をした石の
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