一部 浮遊城アインクラッド編
《笑う棺桶》、運命の刻
仲間
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一息つく俺達のもとにユウマとリンが走ってきた。
「あぁ、なんとかな」
とキリトが答える。
俺は辺りを見渡し、アスナとサキの姿を探す。
見つけた。
「アスナ、サキ! 来てくれ!」
俺が呼ぶと二人はすぐに来てくれた。
「一体どうしたのソウスケ君?」
「キリト、アスナ、サキ、ユウマ、リン、手を貸してくれ」
「あぁ!」
と、キリト。
「もちろん!」
と、アスナ。
「う、うん!」
と、サキ。
「そんな事いちいちきくなってーの!」
と、ユウマ。
「ユウマがやるなら」
と、リンが答える。
俺は大きく頷いて、
「じゃあ、ざっと作戦を説明するぜ─」
──10分後。
「結局時間使っちまったか」
俺は残念そうに呟く。
「仕方ないよ………頑張ろうね、ソウスケ君!」
隣でサキがガッツポーズをつくる。
「………あぁ!」
「まさか、またアスナとコンビを組むなんてな」
キリトが小さく呟く。
「聞こえてるからね、キリト君? そんなに私と組むのが嫌だったの?」
アスナは笑顔でキリトを見ている。
「あ、いや、そ、そういう事じゃ……………」
どんどん声が小さくなっていくキリトだった。
「ユウマ、無理は禁物………気を付けて」
リンはユウマを見上げる。
「うん、リンも気を付けて!」
ユウマはリンの頭を撫でる。
「行くぞ、皆!」
俺は吼えた。
『 了解!! 』
俺達は目の前の絶望を乗り越えるために駆け出した。
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