僅かな平穏・後編〜
[7/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。・・・うん!
「美味い!」
「かに玉・・・美味しい・・・」
「野菜が美味しいです!」
「ほら二人とも、ほっぺに付いてるよ」
美幸がソフィとユイの頬を拭く。
「・・・」
直葉は一口食べて固まった後・・・
「う・・・運動すれば太らない・・・太らない・・・うん!」
そう言ってブンブン頭を振って食べるのを再開する。シャオに至ってはただひたすら口に詰め込んでいた。
「そんなに美味いか?亮」
「うん。かなりね!久々に食べれて凄い懐かしい・・・っていうか嬉しい」
「ほう、そうか。・・・なら久々に“あーん”でもしてやろうか?」
「「「ごふっ!?」」」
直葉、美幸、俺は祭さんの発言にむせる。
「さ、さささ祭さん!」
「りょ、亮お兄ちゃん・・・」
ああ、妹の引き気味な視線が痛い・・・!
「わ、私・・・何も聞かなかったから!」
美幸さん、それはそれでキツいッス。
「祭さん・・・あのさぁ・・・」
「なんじゃ、事実だろうに」
「だからってさぁ・・・!」
そんな感じで時間は過ぎていった・・・
咲〜
ヴィータと一戦やり合った後、俺は休んでいた。視線には様々な試合。
「きゃあああ!?」
リョウコウにやられ、空飛ぶ春鈴。
「・・・違う、もう少し腰を捻って溜めるんだ」
「こ、こうですか?」
クラナがヴィヴィオを指導し・・・
「「はぁぁぁぁ!!」」
キリトとアスナは剣閃を空に放っていた。・・・大分慣れたなあの二人。
「・・・咲」
「父さん、何してるの?」
「恋に・・・愛依か」
笑顔の愛依がなんだか嬉しくて頭を撫でる。
「わっ・・・い、いきなりどうしたの?」
「いや・・・娘っていいなぁってさ」
「でも・・・本当の父さんはアタシが・・・」
「闇が暴走する前に殺してくれたんだろ?ごめんな、嫌な役割を押し付けて」
アビスの世界で見た愛依の記憶。愛依は恋に庇われ、暴走しかけた俺を殺した。
「愛依、とにかく思いっきり甘えてこい。お前の親より五年若いけど、それでも俺も咲だからな」
「・・・恋も。沢山甘えてほしい」
「父さん・・・母さん・・・」
「たく、平和な家族団欒ねぇ」
「詠?」
「あ・・・」
愛依が詠を見て固まる。
「あの・・・その・・・」
「いいわよ謝んなくて。なんというか・・・色々気が抜けたわ」
詠がジロッ、と愛依
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ