NO.8 魔法使い
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のかにゃ?」
「そうね。将来敵対する可能性もありそうだし、行ってみましょうか。全員、絶対に見つからないように」
「一番気をつけるのはレイナーレにゃ」
はい。すいません。その通りです。まことに申し訳ありません。隠密下手ですいません。
「レイナーレ、元気出す」
落ち込んでいる俺に励ましの言葉をかけてくれるオーフィス。ああ、可愛い。
そんなわけで、俺たちは見つからないように『禍の団』見学(偵察)に行くのだった。
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さてと、俺たちは黒歌の空間操作を使って『禍の団』見学(偵察)に来ていた。
まずは魔術師集団が集まっている場所を見ている。何やら会議のようだ。
「さて、今日皆に集まってもらったのは他でもない。アノ議題についてだ」
何の話だ?
「巨乳と貧乳、どちらが至高の乳だ?」
何の話だ!?こいつら何を言っているの!?
「やはり巨乳だ。アノ柔らかさ、手にずっしりとくる存在感、そして母性を具現化したような形、あれこそ至高の乳!」
「否!貧乳はステータスだ!希少価値だ!無駄を無くしたスリムな胸板!あれこそ至高の乳だろう!」
「いいや!真に必要なのは大きさではない!美しさだ!故に!至高の乳は美乳だ!大きかろうと小さかろうと、美しい形でなければその乳に価値はない!」
まさかの胸!?こいつら本当にテロリスト!?ストレスでもたまっているのか!?
「否!至高なのは胸ではない!脚だ!」
脚フェチまで来やがった!確かにカオスな空間だ!
「なんだと!貴様!この胸について語り合う神聖な場に脚を持ち込む気か!?」
「フッ。女性の胸にしか目がいかない貴様らの目を覚まさせてやるのさ!」
「何を!」
「やるか!?」
胸フェチと脚フェチが魔術を放ち始めた。お互い、譲れないものがあるんだな。うん。そういうことにしておこう。
「因みにレイナーレは自分が男だとしたら貧乳と巨乳どっち派かにゃ?」
「ん。気になる」
「なんで私に聞くの!?私は女よ!?」
「そんなことはどうでもいいにゃ。さっさと答えるにゃ」
ええええ!?何で!?確かに心は男性だけど!えっと、俺はどちらかというと・・・・・・って、何で俺は答えようとしてるんだよ!
「つ、次いきましょう!私、あまりあの光景を見たくないわ!」
「仕方ないにゃ。それはまた今度にするにゃ」
最後に一言。あいつら、イッセーと語れるんじゃね?
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