にわ
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「亞種」
アスナ「せっかくMMORPGやっているんだから、もっと友達作ればいいのに……」
ドウセツ「そうやって押しつけても、形ばかりの友達しかいなくならないわよ」
アスナ「ドウセツはもっと友達作りなさいよ!」
ドウセツ「いらないわよ。だいたい友達って言うのはね。自らを可愛くさせるためのアクセサリーみたいな物。お互いが利用される集団の中にいるのは御免だわ」
キリト「俺より酷いな」
キリカ「点低的なひねくれ者だよね。そりゃ仲のいい人少ないよね」
「昔も今も変わらない」
アスナ「ソロだと、想定外の事態に対処出来ないことがあるわ。いつでも緊急脱出出来るわけじゃないのよ。パーティーを組んでいれば安全性がずいぶん違う」
キリト「安全マージンは十分取っているよ。忠告は有り難く頂いておくよ」
ドウセツ「何言っているの?ギルドは楽しいところよ?仲良くチームプレイと自然と仲良くなれるわ」
キリト「説得力ねぇな……」
キリカ「むしろ嫌味に聞こえるよね……」
アスナ「…………そうだよ」
アスナ「ギルドなのに単独行動が多くて、失礼なことや挑発とか精神攻撃とかが一言二言多くて、何回も言っているのに、直す気なんてサラサラなくて……」
キリト「苦労してんな……」
アスナ「もう、どうしてもっとチームプレイを意識しないの!!」
ドウセツ「向こうが追いつかないのが悪いのよ。いちいち気をつかうなんて私には出来ないわ」
アスナ「それでも、もう少しは気をつかって。ドウセツはいつもやりすぎなのよ!」
キリカ「……なんか、あれだよね」
キリト「あぁ……」
キリカ「苦労する姉と……」
キリト「世話をかける妹の会話だな……」
「アンラッキーカラー」
アスナ「そうだ、しばらくわたしとパーティー組みなさい。ボス攻略パーティーの編成責任者として、キリト君が噂ほど強い人なのか確かめたいと思っていたところだし。キリカちゃんも強いか確かめたいし、ドウセツは確実に強いから問題ないけど一人にするの……放っておけないし。わたしの実力もちゃんと教えて上げたいし。あと今週のラッキーカラー黒だし」
ドウセツ「知っている?今週のアンラッキーラッキーカラーは白で、アスナみたいな人とは相性悪いから無理よ」
アスナ「そ、そんなの関係ないもん!いいからパーティー組みなさい!」
キリカ「結局は強引が勝つんだよね……」
キリカ「何気アンラッキーカラーの件。私も含まれるよね」
ドウセツ「そうよ。だからさっさと消えてくれない?」
キリカ「酷い!」
「ただの悪口」
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