9話:超電磁砲
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木山は実験さえ終われば能力者を昏睡状態から解放するつもりだったのだ。そのためのワクチンなるものを用意しているのはアニメで確認済み。
というか、それがないとヤバイ。
「ちょっと何よこいつ!? 再生するとかインチキ!!」
AIMバーストは云わばAIM拡散力場の集合体のようなものだ。
簡単に説明するなら、能力者が無自覚に発してしまう微弱な力のフィールドのようなもので、この学園都市には230万の8割、大体180万人以上が能力者で溢れかえっているわけで、もう説明がめんどくさいからテキトーに言うけど、この場合だといろんな能力(約一万)が集合して赤ちゃんを誕生させちゃったんだと思う。
うん、AIM拡散力場についてはまたいつか別の機会に詳しく話そう。今度までに調べてくる。
まぁ、そんなAIM拡散力場で形作られているAIMバーストであるから、例え電撃を受けて身体の一部が欠落しても、またAIM拡散力場から欠落した部分を補って再生したワケだが。
木山があらかじめ用意していたワクチンがあれば、それを利用してあの化け物の再生能力を止めることができた、と思う。
もっとアニメとかネットで調べとけばもっと理解早かったと思うけども!
うる覚えだが、人質であった時の初春たんにそのワクチン渡してなかったっけ??
でも、その本人はふぇとか言い出す始末。
「えと、何も渡されていない??」
「は、はい……ごめんなさい」
謝らないで!!
凄く悪い事をした気分だ!! そして、警備員のじゃんじゃん五月蝿いお姉さんが「お前女の子なかすなよじゃん」だってさ!!
あーもう! 自分で貰いに行ってくるさ!!
これは仕方が無い。
「なんなのよ、どうやって倒したらいいのよ!!」
遠くの方でバケモノと戦っている美琴たんが焦っている。
攻撃すればするほど再生しては、なんかAIMバーストの体が大きくなってはいろんな能力で美琴を攻撃している。
「おい、アンタ。木山春生」
バケモノが美琴に気を取られている間に素早く済まそう。あまり時間がなかったりもする。
「き、君か……すまない、あんなバケモノが生まれるとは思っていなかったんだ。あれはたぶん……」
「AIM拡散力場の集合体みたいなものだ。違うか??」
「そ、そうだが、分かるのか?」
「まぁな……」
この人、なんで?って顔してるよ。めんどくさ。
「別にそんなことはどうでもいいんだよ! それよりも、アレを止めるためのワクチンとかあるんじゃないのか? アンタはこの一件が終われば能力者を解放するつもりだったんだろ?? それをオレに渡してくれ」
「な、なんでそれを知っている??」
「それ
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