第二部 文化祭
第50話 謎の少女
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…」
ユイの言った森辺りのエリアは、基本的には弱い小動物系のモンスターしか出現しない。何かあったなんて、考えたくもない。しかし、もし本当に、彼に何かあったのだとしたら……そう思うと、いてもたってもいられなくなる。明日奈は胸ポケットから生徒手帳を取り出すと、身を翻して言った。
「……ちょっと行ってくる。先に練習始めといて」
その声音や瞳は、いつもの結城明日奈のものではなかった。
とてつもない速度で繰り出す剣技で敵を圧倒し、大切な人を絶対に守り抜くと決めた、学園トップの女流剣士。
?閃光?アスナのものだった。
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