カナタ
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―ハルタの森―
俺は朝から泊まっていた宿から少し離れたところにある森で修行をしていた。
「ヒトカゲ!『かえんほうしゃ』!」
ヒトカゲは口から炎を出した、最初洞窟で会った時より威力は倍になり、約10メートルほど離れているが炎の熱さが伝わってくる。あれから集中的にヒトカゲを育ててきた、やはり元からレベルが低かった分レベルが上がるのが早い。
時間は…朝の11時32分か…。そろそろ戻るか。
俺はヒトカゲをモンスターボールにしまい、宿のあるヒルナシティに戻ることにした。
―ヒルナシティ―
ヒルナシティはアザリア島の中でも二番目ぐらいに大きい街で旅に必要なものや、他の街などで売っていないものが売っていたりする。宿もいくつもの宿があるが、俺たち三人は一番安い宿に泊まっている。(理由は安いから)
宿に戻るとリュウとカナタが俺を待っていたのか、入った瞬間俺を呼んできた。
「おーい!アキラ!今からバトルできるか?」
リュウからのバトルの誘いだった、昼食がまだだったがまぁいいや
「OK!で何体でバトルだ?」
アキラは指を一本立てた
「一体だ、あ、でも俺がするんじゃない、カナタだ」
!?カナタとバトルか!初めてだから結構緊張する。
俺たちは近くにあるバトル広場に移動した。
「アキラ君よろしく、行ってグレイシア!」
カナタはモンスターボールを投げグレイシアを出した
「あぁ!よろしく!行けヒトカゲ!」
レベルの差はあると思うが相性てきにはこっちのほうがいい。リュウが言うにはカナタはけっこう強いと聞く。どんな戦い方をするか楽しみだ!
「先手必勝!グレイシアの前まで行って『きりさく』!」
ヒトカゲは俺が言った通りグレイシアの前まで全力で走り、そこで爪で攻撃の『きりさく』をグレイシアに向ける。がヒトカゲは攻撃を途中で止める。
「ヒトカゲどうした!?」
「うまくいった『メロメロ』」
『メロメロ』か…これはやっかいな相手だ。どうしたものか。
「ヒトカゲ!距離をとって『かえんほうしゃ』だ!」
が、ヒトカゲはまた攻撃をしない。その隙にカナタはヒトカゲ『こおりのキバ』でヒトカゲの右腕に噛み付く。ヒトカゲの右腕は見る見る凍っていく。
「くっ!至近距離でいい!全力『かえんほうしゃ』!」
『メロメロ』がとけたのかヒトカゲは我を取り戻し、右腕に噛み付いていたグレイシアに『かえんほうしゃ』をくらわした。グレイシアは間近で全力の『かえんほうしゃ』が当たる。だがグレイシアは腕から離れない。ヒトカゲの体は凍っていく。そしてヒトカゲは【こおり状態】になり動けなくなる。
「これでfinish!【ふぶき】!」
グレイシアの後ろから氷の結晶の塊が現れる。そしてその塊は粉々に割れヒトカゲに襲いかかる。ヒトカゲは
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