決戦への準備
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やロマンが詰まった心情風景を映し出している。
「むっ、どうやら慎二の奴もきているようだ気を抜いて、後ろからグサリの殺されるなよ」
「言われなくても、わかってるさ」
以前、お前にやられたからな。特に、後ろは特に警戒しておく。さて、とりあえず道を見て見たがアリーナとして歩ける場所は限定されている。だが、その広さはサーヴァントが争うに十分なもの。
さらに通路の緩急は要所要所が戦闘の際に有効活用、あるいは邪魔になりそうな配置がされている。そのことを考えて戦って行こう。そんなことを考え、アーチャーと共に進んでいく。
アリーナを進んでいくと、少し広い場所に出た。すると、
(ん?中心に何かいるな…………あれは)
体が大きく、四本足で日本のツノがある牛型のエネミーがいる。牛のエネミーは、俺とアーチャーの方をみると蟷螂の鎌のようなツノを俺目掛けて振り下ろす
すぐさま手に干将・莫邪を、交差させて、攻撃を防ぐ。一層のエネミーの攻撃なんかよりも、やはり強い。
「はぁっ!」
掛け声と共に切りつけたが、ツノでガードをされてしまった。切り上げ、斜め切りと何度も切りつけるが、その度にツノで守られる。くっそ、このツノ厄介だな。
「どけ」
痺れを切らしたのか、アーチャーが俺の前に出た。仕方ないので、アーチャーにここは譲った。
「投影開始」
いつもの夫婦剣ではなく、アーチャーの手には一振りの大きな斧剣を投影すると、素早い動作で、マキでも割るように振り下ろし、ツノなど気にせずに牛型エネミーを切り伏せ、消滅された。やっぱり、俺よりも強い。だけど、
「なんで、それを使ったんだ?」
今、アーチャーが持ってる武器は、バーサーカーだったヘラクレスのもの。あんな重たそうなものをわざわざ投影するなんて、こいつにしては、珍しい。
「いいから、貴様は黙って見ていればいい。いずれ役に立つ時がくる」
そうかな?あんなもの普通の人間の俺がどうやって使えるんだ。
蛇型のエネミーや蜂型のエネミーを倒しながら、進んでいくと、分かれ道に出た。何と無く右に進んでいくと
「なんだ。行き止まりか」
アイテムフォルダしかなく行き止まりだ。仕方なく、アイテムを回収し、もときた道を戻ろうとした時、アーチャーが立ち止まった。
「どうやら、ここ隠し通路になっているな」
「えっ?壁みたいじゃないか……おぉ!?」
アーチャーが触れると壁は消え、道が出現。この奥に何か大事なものがあるのかな?
「それにしても、趣味が悪いな」
「全くだ
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