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Fate/EXTRA IN 衛宮士郎
決戦への準備
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ある』

「まあ、セイバーも性別が違ってたし」

案外、この戦いの中にも伝承とは、性別が違うサーヴァントが他にも、いるかもしれないな。

(あっ、そうだ)

思い出したが、昨日、遠坂が言っていた西欧財閥というのもついでに調べてみよう。世界情勢などがわかる本棚から一冊手元に持ってきて、読む。
えっと………………あったあった。

西欧財閥
2030年代において圧倒的な武力と財力で世界の60%のシェアを管理・運営する巨大財閥であり、世界で最大の規模を誇る勢力。
2032年の時点で48ヶ国が参加する北半球資源機構を主導しており、その48ヶ国で世界経済の67%、全世界の武力の90%を網羅している。そのため事実上『世界』と言った場合は西欧財閥の管理下にある諸国を指す事が多い。
複数の財閥が国家をまたいで結成した巨大な合体企業であり、盟主はハーウェイ家。

『必要のないものを調べるのは、それくらいにしておけ。そろそろ、アリーナに行くぞ』

アーチャーがアリーナに行く急かしてくるので、仕方なく区切りをつけて本を元の場所に戻し、アリーナへと向かう。また、後日調べことにするか。しかし、アリーナにいってみたが、めぼしいものはとりつくしたようで、エネミーを数体倒すだけで、終わってしまった。


《1回戦 4日目》

朝ごはんを終えて、端末が光っていること気づく。
第二暗号鍵(セカンダトリガー)を生成。第二層にて取得されたし』
第二層に入れると通知が来ていた。端末をあまり見ないから、見逃していたのだろう。今日から、新しい階層にいくことになるのか。しかし、時間にしては早すぎる。

「図書室にいって、何か本でも読んだらどうかね?」

積んだ椅子に座り、何処からか持ってきた紅茶を飲むアーチャー。どこで買ってきたんだよ。ってか、無断で買いやがったな……………問い詰めてやろうと思ったが、口では勝てないのでやめといてやるよ。

「そうだな。図書室にいってみるか…………」

マイルームを出て、図書室に向かう。少ししか離れてないので、すぐに図書室にたどり着いた。図書室の本は、少しだけしか見てないが、いろんな分野が揃っているので、退屈はしないだろう。開けようと取っ手に手を伸ばした時、内側から出てきた人物とぶつかってしまう。

「くそっ、なんなんだよ……って、お前!?」

ぶつかった人物こと、慎二は俺にぶつかったと理解した途端、憎々しげな表情を浮かべて睨みを利かせてきた。

「この間はよくもばかにしてくれたな!」

バカにしたのは、アーチャーのやつなんだけど…………。

「…………まあいいさ。僕の情報は隠蔽(ブリーフィング)させて貰ったよ。君が少しでもこの勝ち目のない戦いを楽しめるよう、アリーナに隠しておいた
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