トッキュウジャー合体SP編
第24話 あたしたちの街
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を投げた。煙で一瞬視界が途切れる。
「やった!?」
『わかんない、まだ……っ』
言い切る前に煙が切れ、赤い怪物が飛び出してきた。ライオンインベスは月花でなく、ちょうど隣にいたミオを押し倒した。
『なに――すんのよぉ!!』
月花はDFロッドを地面に刺し、それを支えに回転キックをライオンインベスに食らわせ、ミオの上から蹴りどけた。
『ミオさん、だいじょうぶ?』
「大丈夫……ありがとう」
『気をつけて。アレにキズをつけられたら、生きたまま植物の苗床にされちゃう』
ミオは青い顔をしたものの、すぐ表情を凛然としたものに戻して立ち上がった。
「変身してたら、その苗床になるっていうのは効かない?」
『うん』
「じゃあ行くしかないね」
ミオが、線路を模したブレスレットを左腕に装着した。
「ミオ!!」
ふり返る。そこには駆けてくるライト、トカッチ、ヒカリ、カグラの姿が。
(ヒーローはピンチの時にやって来るのがオヤクソクだけど、ホントだったみたい)
ミオが合流した仲間たちと並んだ。
5人が同じブレスレットに、ミニチュアの列車のような物を装填した。
《 変身いたしまーす 白線の内側に下がってお待ちくださーい 》
「「「「「トッキュウチェンジ!」」」」」
5人の若者を赤、青、黄、緑、ピンクのバトルスーツが覆った。彼らは丸い路線図のようなポーズを決めて。
『勝利のイマジネーション! 列車戦隊トッキュウジャー! 出発進行!』
名乗りを挙げるや、トッキュウジャーはそれこそ連結列車のように一直線に、ライオンインベスへ突撃した。
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