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Angel Beats! the after story
彼女の問い
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結弦様のご質問にお答えします。あなた様がここにこれたのは、私があなた様とお話をしたかったからです。こんな個人的な希望で死んでいない音無 結弦様をこの世界にこさせたことを深くお詫びします」
「今…死んでないっていったか?」
「はい。生死の狭間と言った方が正しいですね。先にご説明させていただきますと今の音無 結弦様は記憶と魂が別々になっております。記憶は単体、魂は体とセット、ついでに言わせてもらえば実行者と私は一心同体と考えてください。記憶は死後の世界に魂は今頃、病院のベッドの上で就寝しています。
この世界の音無 結弦様の姿は記憶が記憶しているご自身の姿でございます」
「ってことは、俺は今、記憶だけの存在ってことか?」
「ご理解が早くって助かります。この世界に実行者を来させる条件がちゃんとあるんですが、実際この世界に呼んでいる実行者は私自身が興味を持った実行者だけですけどね」
ラストの方はあえて何も言わないぞ。あのプログラムは色々あるんだな。俺に話したいことってなんなんだ?まさか!?俺に興味がある=こくはk……
「私はあくまでプログラムなのでそういう感情はあまりご理解できません」
ほんとは読めてるよね。他のことは頼んでないのに答えてくれるけど、なんでこれだけ答えてくれないの……
「では、本題に入りたいんですが他にご質問はありませんか?」
「質問ではないんだが、その堅苦しいのやめにしてくれないか?あんまり慣れてないからさ」
「受理しました。では、結弦くんとお呼びします」
おっ、距離が縮まった。
「では、結弦さんとお呼びします」
あっ、距離が少し広がった。
「本題ですが、結弦さんに話したいことですが、話というよりも正確にはあなたに問いたいことがあるのです」
「問いたいことって?」
「それと関係がありませんが、私があなたたちに興味が出て理由を長いけど言わせてくれませんか?」
「別に構わないけど」
「ありがとうございます。」
そして、イヴは透きとおるような声で…
「私は長い間、この世界を見てきました。この世界に抗う人たちは何人も現れました。でも、誰もが孤独、終わりのない抗いに心が折れ、消えることを受けいれてきました。
その元凶となるのが、立華 かなで、生徒会長です。
私は彼女に興味がでて、様子を見てきましたが、風紀を守るだけでなにもありませんでした。強力な力の前にこの世界に抗う者は時が経つにつれていなくなりました。
そこに現れたのが仲村 ゆりです。彼女は今までの人たちとは違いました。彼女は仲間よりも先に標的を決めました。いるかわからない神様に……そして、彼女は一人では何もできないことを知っていました。仲間を集め始め、一人また一人と集まり、今まで見たことのないくらい
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