暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0573話
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る。……ちっ自覚は無いが、シュウとの戦いで余程に精神的な消耗があったらしい。それとSPを限界ギリギリまで使った影響もあるのかもしれないな。
 早速とばかりにメンテナンスベッドに固定されたニーズヘッグへと群がっている量産型Wを横目に、格納庫の少し離れた場所へと移動してステータスをチェックする。幸い、戦い終わってからそれなりに時間が経っている為にそれなりにSPは回復しているが……それでもSPは多い方がいい、か。今回は戦闘中に意識を失うとかにはならなかったが、敵との戦闘中に意識を失うなんて事になったりしたら洒落にもならない。シュウとの戦いでレベルも上がったし、PPもたっぷりと溜まってる。ここは念の為にSPに全振りをしておくか。スキルに関しては、残りの空きスロットは1つのみ。これに関しては、出来れば先天性技能、いわゆるユニークスキルの天才とか念動力、あるいはネギま世界のように魔法のような、スライムで吸収出来るようなのが欲しい。PP消費で必要そうなのは大体覚えたし。敢えて言えば指揮官くらいか? だが、前線の指揮に関してはコーネリアに任せているしな。
 にしても、イェッツトレジセイア、修羅王、ダークブレイン、シュウ。強敵をこれだけ倒して、上がったレベルが1とはな。しかも精神コマンドの愛を使って、その中の努力の効果があってようやく、だ。
 溜息を吐きながら、PPをSPへと全振りしていく。特にネギまの世界だとSP=魔力だから、またエヴァ辺りに会ったら俺の魔力が増えているとか言われそうな気がする。
 とにかくSPに全振りして、今の俺のSPは600の大台を超えて、750近くまでなっている。グレートグランドマスターキーを使うのにも魔力は必要なんだし……いいよな?

「アクセル、こんな所にいたの?」

 そんな風にステータスを上昇させていると、不意に声を掛けられる。
 そちらへと視線を向けると、そこにはさすがに連戦続きで疲れたのか、レモンがどこか気怠そうな表情を浮かべながら俺へと視線を向けていた。
 いや、レモンが気怠そうなのはいつもの事だからそうとは限らないが……

「どうした?」
「一応、念の為にアクセルが運んできたバリオン創出ヘイロウとか言ったかしら? あの光輪状のパーツと、ネオ・グランゾンの胸部。それとヴァルシオン改を空間倉庫に保管しておいてくれる? ヒリュウ改やハガネの子達はネオ・グランゾンの力で動けない状態になっていたけど、外の様子は確認出来ていたんでしょう? だとすると、もしかしたら一波乱起きるかもしれないわ」

 ヒリュウ改やハガネに所属している者達の顔を脳裏に浮かべる。ちょっとレモンが言っているような事が起きるとは考えにくい。ケネスのタコがいればその可能性もあるが。

「可能性は低いと思うが……まぁ、どのみち研究は魔法球でやるんだ
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