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ビビリな最強最悪少女の転生記
双子の上か下を決めるのは難しい
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うが……
彼女の特典並行世界の可能性の中で最も強いものの能力全て得る、この中には経験や使い方も入っていた。それ故に一度で魂を解放することが出来た。感覚よりもかなり膨大な魂で少し戸惑ったが…
この感覚よりも膨大な原因は特典の強化のせいだった。そこそこな能力でも神滅具に匹敵するほどに出来る特典の強化はもともと強かった鬼神・阿修羅の能力を最もよく似た能力を持つこの世界の最上位にいるドラゴンと同等まで力を引き上げたのだ。

「ククク、キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
ハ………………………………ア"ァ」

その膨大な魂の波長は膨大な狂気とともに放出され何もない空間を侵食して行った。それは、いずれ世界に漏れありとあらゆる次元の狭間と繋がる世界を狂気が侵食する、筈だった。そう、だったつまり侵食は止められた少女と同レベルの魂とぶつかって。?
そこでやっと少女は魂感知を使い始めて気づいた、この何もない空間に自分と同じくらいの魂の波長を持つものがいると。もう一つはかなり遠くにいるがもう一つはとても近く、近くと言っても目に見えるような距離ではなかったが。
少女は、道化師の発生を止められたことに落胆し、他の生物の存在に本人でも信じられないが歓喜し、そしてその生物に恐怖した。

「ヒィィ、流石はいろんな神話に出てくる生物がいる世界。始めから私を震えさせてくれるねぇ」

そこからの行動は早かった。顔を覆うロングマフラーを中心から開き、マフラーの終わりと割れ目の部分を背中から生えた二対の腕の様に展開して手を合わせると、光速に達するほどの速さで近くにある魂反応まで飛んでいった。
彼女がつくとそこには紅があった。いや、紅が居た。そう表現する以外無いほど紅く、大きかった。もし、種族的な言い方をする慣ればそれはドラゴンだった。そう、未来では真なる赤龍神帝と呼ばれるドラゴン、グレートレッドだ。
しかし、少女はそんな事は知らなかった記憶を消さずとも原作知識がないのだからそもそも知っているはずがない。
でも、少女はそのドラゴンに親近感が湧いていた。まぁ、その感情に恐怖しているが。

『お前は何者だ?』

紅く巨大なドラゴンは近づいてきた少女に気がつき話しかけてきた。
少女は始めて自分以外の生物と会ったことにより孤独による恐怖が消え上機嫌だったため、すんなりと答えた。

「さぁ?二日くらい前にいきなりここに居たから知らない。わかることは私が恐怖の化身だって事くらいかな」

『そうか、お前もか。私も二日くらい前にいきなりここに居た。私が生物の夢の集合体だって事以外知らん』

「ふーん、私たちは似たような存在なんだね姿は違うけど。それに私たちが生まれたのはほぼ同時みたいだし」

少女はそのドラゴンにそう聞くとドラゴンも肯定するかの
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