7話:都市伝説
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り合いの人で機械に詳しく作れる人っていないんですか?」
「今わたくしが駄目だと言ったはずですが??」
まぁそれはスルーして。
佐天さんが訊いてきたので答えてあげよう。
「ここに来てから3ヶ月ぐらいだし、まだ知り合い少ないし友達も少ないです。はい……」
「「「「「………」」」」」
あれ? なんか空気が変わった!??
言っておくけどボッチじゃねーぞ!!
「つーか、コストの問題でもあるしな」
話題を少し変えよう。
「もしも、そういう機械に強い人がいて頼んで作ってもらおうと思うにもお金は必要だろ?」
無償で作ってくれたら本当にありがたいが……
「レベル4なら上から沢山お金を支給されているんじゃないんですか??」
と、疑問に思った佐天さんマジ鬼畜。
触れられたくないところに触れられた。というか自ら振ったのだが。
「……借金があってそれで一杯一杯だ」
「アンタまじで何したのよ……??」
「うっ…車とかトラックとか高級車とか結構な数を……おじゃんにしたじゃん?」
「「「「「………」」」」」
やめて、そんな目で見つめないで!!
謝るから! しょうもないダジャレ言ってごめんなさい!!
ま、まぁ、過去を振り返っても何も良いことないさ!!
おかげで高校3年間はちゃんと節約していかないと死ぬレベルだったりするけどな……
「というか、その機械は高級なモノじゃない方がいいのではないか? ほら、オモチャ屋に売ってるだろう。ラジコンのヘリぐらい」
「いやいやいや……」
あんなのを常備しとくとか、カッコ悪いわ!!
つーか邪魔でしかたがない!!
だけど、女子達は、
「あーうん、値も張らないしソレでいいんじゃない?」
あきらかにもうめんどくさがっている女の子がいた!??
あと、アレを値を張らないとかセレブな台詞だ! さすがお嬢様! さすがレベル5だ!
「だとしたら、それを常備するための大きめの鞄とか用意した方がいいですね。どちらにしろ目立ちますが……」
いやいや、冗談で言ってるだけだし本気にしなくていいんだよ?初春ちゃん。
「そういえば、子供からラジコン奪ったこともあるんでしたわよね??」
確かに奪ったこともあったけども!!犯人逮捕に使ったりとかして、後でちゃんと新しいの買って返したわ!!
下衆を見るような目でオレを見ないで!!
「ラ、ラジコンヘリで敵をやっつける近簿さんもきっとカッコいいですよ!」
黒子とは反対に目を逸らされた!??
目を絶対に合わしてくれない佐天さん、ちゃんとフォローしてくれ!!
「ふむ、ラジコンヘリで
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