封印〜
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アブソーブゲートに辿り着いた俺達はプラネットストーム停止に向かう。
「またここに来るなんてな・・・」
ルークが空を見上げる。
「あれから、また沢山の人が死んじゃったね・・・」
「もう、終わりにしたいな。こんなことは・・・」
「終わりにする為に来たのですわ。そうでしょう?」
「そうね。・・・だけどここに来たのは私達だけではないみたいだわ」
海に船が寄せられていた。あれは・・・
「神託の盾の船か。・・・ま、大丈夫だとは思うがな」
知也が銃のセーフティを解除しながら言う。
「行きましょう」
ある程度進むと、ルークが確認するかのように言う。
「プラネットストーム・・・こいつを止めるんだよな」
「ジェイド、どうやって止めるんだ?」
黒羽の言葉にジェイドは答える。
「収縮点のある最深部まで降りましょう。そこにプラネットストームを制御する譜陣がある筈です」
「パッセージリングの更に下ですね」
「わかった」
そして・・・
「・・・この先には神託の盾の誰かがいるのですわね」
「リグレットかラルゴかシンクか・・・」
「全員という可能性もありますね」
「・・・ジゼル」
「ラルゴ・・・私は・・・」
「二人とも・・・大丈夫か?」
「ナタリア、顔色が真っ青だ。無理をしない方がいい」
ガイの言葉にナタリアが苦笑する。
「すみません。こんなに動揺するなんて、自分が情けないですわ。ーーーーでも大丈夫です。参りましょう」
「咲さん・・・」
「・・・平気さ。大丈夫」
もしかしたら詠もいるかもしれない。外史メンバーはそこも考慮にいれていた。その奥には・・・
「イオン様!?」
ガキン!
「レプリカ!何故ここに来た!・・・くっ!」
背後でアッシュとラルゴが戦っている。
「アッシュ!!ラルゴ!!」
六神将が揃っている。その時だった。横から吹き荒れる力に吹き飛ばされたのは。
「・・・ようやく形を保てるようになったか」
「その声は・・・」
あぁ・・・最悪だ。本当に生きてやがった。
「・・・ヴァン!」
「おお!ヴァンか!今までの命令違反は水に流してやろう。さあ、ひゃははっ、早く第七譜石を私に!」
するとヴァンが何かをモースに渡す。
「・・・これが地核に沈められていた第七譜石の欠片だ」
「ごれで・・・ごれでようやぐ第七譜石の預言を知ることがでぎる・・・ひゃはははははっ!!」
それをイオン・・・いや、イオンレプリカに渡す。
「待ちなさい!」
俺は前に出るティアの腕を引く。
ダン!
足下に弾が撃ち込まれる。
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