暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep20ウソつきな仮面〜Mask of lie〜
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が管理局の本局に姿を出していた。
「あ、カローラ一佐。こんにちは」
「こんにちは、カローラ一佐」
「うんうん♪っと、そっちの子はレヴィちゃんだっけか? こんにちぃ♪」
「あ、はい、レヴィ・アルピーノです。(この人の足運び。どこかで・・・)」
「おー、はじめまして、セレス・カローラ一佐です。よろしく!」
挨拶もそこそこにして、セレスは自販機で清涼飲料水を購入して再びエリオ達の元に来た。
「カローラ一佐、もうお身体は良いんですか?」
「ん? おお! もう大丈夫! 完全復活!って、言いたいんだけどねぇ〜」
キャロに身体の心配をされたセレスは元気を示すように両腕を振り回す。が、すぐに灰色のセミロングの前髪を掻き上げながら「はぁ」と盛大に溜息を吐いた。その様子に「どうしたんですか?」とエリオが尋ねた。
「ちょっと身体の調子が悪くってね。あ、撃墜のダメージじゃないから。だから少しの間、長期休暇を取ってきたんだ」
そう言って胸に右手をそっと添えた。そこは、心臓だった。絶句するエリオとキャロ。レヴィだけはセレスに気付かれないように、彼女の身体を上から下へと見回す。
「だからあたしの特務五課は、別の隊長を据えることになっちゃってねぇ。ま、レジスタンスはテスタメントと合流、というか組み込まれてるから、レジスタンス対策の五課ははやての六課に協力することになると思うよ」
セレスは一気に飲料水を飲み干し「それじゃあ行くね」手を振って、休憩スペースを出たところでフェイトと鉢合わせ、ぶつかりそうになる。その瞬間、セレスの姿がぶれて、フェイトの背後に移動していた。レヴィの目がスゥッと細まる。
「ごめんセレス! というかセレス!? いつ現場復帰してたの!?」
「ん、まず謝るのはグッド。で、復帰したのは今日で、しかも30分前、だけどすぐに長期休暇。でもどうしたの、そんなに急いで。結構危ないよ。まぁ男共は強く美しいフェイト執務官と廊下の突き当たりで衝突、嗚呼嬉し恥ずかし恋に発展、みたいな?」
両手を組んで祈るようなポーズを取ったセレスがそんなことを口にした。
「意味が解らないんだけど・・・。っと、シャルに聞きたいことがあって急いでたんだ!」
セレスの古い展開の話にフェイトは少し呆れた。でもすぐに急いでいた理由を思い出してセレスに教えると、彼女の片眉がピクリと動く。
「シャルって、あのシャルロッテ? 何? シャルってば出身世界に帰ったんじゃなかったっけ? そんでルシルと一緒に実家の事業を継いだとか何とかって話じゃん」
「え? あ、それは・・・そうなんだけど」
「カローラ一佐、噂聞いてますよね。ルシルさんがテスタメント側に居るって。あれって本当なんです。しかも操られている上に
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