暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep20ウソつきな仮面〜Mask of lie〜
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議室にて、はやてとなのはとフェイト、その3人に向かい合うようにひとり座るシャルロッテ。シグナム達も同伴しており、空いている席へと各々座っている。この場で唯一の民間協力者であるレヴィは、先程からシャルロッテを無言で見詰めていた。
「それではシャルロッテさん。次元船での話の続きといきたいんやけど、ええか?」
はやて達は、次元船内でシャルロッテから、シャルちゃんなんて馴れ馴れしいから、少し考えてくれるかしら、と言われたために堅苦しく“シャルロッテさん”と呼ぶようにしていた。
「ええ、八神はやて。こちらとしても聞きたいことがあるから、ギブアンドテイクということで」
その細く綺麗な脚を組んで、シャルロッテははやてをフルネームで呼ぶ。これもまたシャルロッテからの提案だった。慣れ合うつもりはないとのことで、これからはなのは達をフルネームで呼ぶということだった。その提案を聞いた時、なのは達は本当に辛そうな表情をしていた。
「それならそちらからどうぞ」
「なら御言葉に甘えて。あなた達、あいつらの情報はどこまで掴んでいるの?」
「あいつらとは、テスタメントのことでええんかな?」
はやての“テスタメント”という単語に反応するシャルロッテ。
「シャルロッテさん。界律の守護神のテスタメントじゃないんですよね、彼らは?」
「何故、界律の守護神のことを・・・? 」
「憶えていないのならお話します。私たちはシャルロッテさんやルシルと、5年前まで一緒に過ごしていました。そして5年前の4月12日。シャルロッテさんとルシルは、テルミナスというアポリュオンと戦って、神意の玉座に還った・・・」
フェイトの話の内容に、シャルロッテは「そう」とだけ言い、少し考える仕草をした。
「
終極
(
テルミナス
)
って、もしかしてクスクスって笑い方する、15歳くらいの女の子だった?」
シャルロッテがテルミナス独特の笑い方を真似ながら、なのは達に尋ねた。なのはは「はい、そうです」と、絶対の存在だったテルミナスを思い出し、身震いしながら答えた。
「あー、それ先代のことだ。確かに先代のテルミナスは、私とルシリオンとマリアの三柱で斃した。うんうん、そうそう、確かに斃したわ、“3千年以上”も前に、ね」
シャルロッテの口から出てきた3千年前という単語に、なのは達は「え?」と抜けた声を出した。六課メンバーでも特に長く生きているシグナムたち守護騎士ですら言葉を失っていた。レヴィは、世界と“界律の守護神テスタメント”の間に時間のズレが在るのを知っていたため、さほど驚いてはいなかった。
「3千年前って、そんな・・・あれからまだ5年しか――」
「この世界では、でしょ。私“たち”の時間ではテルミナス、先代のヤツを斃してから3千年以上経過
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