暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep19再臨せし紅翼の剣騎士 〜Charlotte Freiheit〜
[7/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
拳打を叩きこみ、ゼロ距離砲撃を放つ。バキンと音と共に、グラナードの甲冑にヒビが小さく入る。フェイトは、「マジかよ!?」と驚愕しているグラナードへと高速で接近する。フェイトがライオットブレード形態の“バルディッシュ”の斬撃を、その小さなヒビへと叩きこんだ。しかしヒビが入っているにも関わらず全くダメージを与えていない。
「退けよ!!」
「やっぱり私たちじゃ勝てないの・・・!」
グラナードの振り回された尻尾を回避しつつフェイトが悔しげに呻く。レヴィはフェイトに向かって「そんなことない! 連携で必ず勝てる!」と告げる。フェイトは弱気になっていた自分を叱咤し、レヴィの言葉に「うん!」と頷き応えた。
「それじゃあ再度わたしが甲冑にダメージを与えて砕く! だから・・・!」
「私が砕けた部分に攻撃を与えれば・・・!」
「「勝てる!!」」
「厄介な奴が管理局に付いたものだぜ、まったく!!」
再びグラナードへと接近していくレヴィとフェイト。その時、3人へと膨張した魔力の球体が迫ってきた。
「「あれは・・・!」」
フェイトとレヴィはそれが何なのか知っているためにすぐさま効果範囲から離脱する。
「なに!? ・・・アイツ、オレ達も巻き込むってか・・・!?」
グラナードはデアボリック・エミッションのことを知ってはいたが、巻き込まれるとは思いもしなかったために完全に離脱することが出来ず、呑み込まれていった。
・―・―・―・―・―・
「おのれぇぇぇぇぇッ!!」
カルドが大剣を振り上げながらシャルロッテへと迫る。
――
光牙閃衝刃
(
シュトラール・ランツェ
)
・連閃――
シャルロッテはカルドへと向けて高速の突きを繰り返し、真紅の魔力槍を次々と放っていく。カルドは大剣に燻る闇色の炎を噴き上げさせる。
――憎悪は何者にも消せず――
そして闇色の炎を迫る無数の魔力槍へと叩きつけた。爆発。しかしカルドの炎は槍を相殺することが出来ず、黒煙の中から飛び出してきた14発の魔力槍の直撃を受け、墜落していった。
「「邪魔をするなぁぁぁぁぁッ!!」」
カルド・デレチョとカルド・イスキエルドが同時にシャルロッテへと襲撃を仕掛ける。シャルロッテはカルド・デレチョに真空の刃・風牙真空刃を十閃以上放ち牽制、そのいくつかが直撃し、彼を弾き飛ばす。
カルド・イスキエルドの斬撃は物理障壁ハルトリーゲル・シルトで受け止める。しかし拮抗は一瞬、障壁は一瞬で砕け、シャルロッテの至近距離で闇色の炎が爆ぜた。
「シャルちゃん!!」
4人の戦闘を傍観するしことしか出来なかったなのはが叫ぶ。シャルロッテはその声に応えるかのようにすぐさま体勢を整える。
「
凶牙
(
シュヴァルツ
)
――」
大きく“キ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ