暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep19再臨せし紅翼の剣騎士 〜Charlotte Freiheit〜
[4/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
私の愛称を知っているの? ううん、それより少し慣れ慣れしいわ。初対面の人間に対してそれは少し礼儀がなってないんじゃない?」
「っ!」
なのはの表情が一気に悲しみに染まる。それを見たヴィータがいち早くシャルロッテの目の前へと移動し、「っけんなよ!」胸倉を掴み引っ張り、彼女の体を無理やり屈ませる。そしてシャルロッテの鼻とくっ付きそうなほどに顔を近付けた。
「どういうことだよ、シャルロッテ!! まさかあたしらを憶えてねぇってか! あたしらはまだいい! だけど、だけどなのはを憶えてねぇのだけは許さねぇッ!!」
「止せヴィータ!」 『ヴィータちゃん!』 『姉御!』
激昂するヴィータを止めに入るシグナム。そしてリインとアギト。フェイトはなのはの肩を支え、スバル達はどうすればいいのか判らずに戸惑っている。レヴィは黙ってシャルロッテを見詰めているだけだ。
「何なんだよ・・・! セインテストは操られて記憶が無ぇ。おまえも、おまえは何で記憶が無ぇんだよ・・・!」
ヴィータがシグナムによってシャルロッテから引き離される。ヴィータは「忘れないって約束はどこ行ったんだよ・・・!」と悔しげに呟いた。シャルロッテは乱れた服を直し、ヴィータ達を余所に縦穴へと視線を移す。
「下級の幻想一属でも一筋縄ではいかないか」
そう呟いてから再びなのは達に視線を戻して「早く逃げなさい」と口にした。なのは達もまた身を乗り出して下へと視線を移すと、縦穴の底から幹部たちがこちらを見上げていた。
・―・―・―・―・―・
「あーくそ。やってくれたよ、エースオブエース様は」
フォヴニスの頭部の上でグラナードが片膝を付いていた。カルド隊は大してダメージが無かったのか平然と立っている。そしてユニゾンを解いたルシリオンは、シャルロッテの一撃にかなりのダメージを負ったのかリインフォースに支えられている。
「今の砲撃で障壁発生装置が破壊されたようだ。もうこの基地に価値が無い上使い物にならない、破棄することを提案する」
本部“エヘモニアの天柱”に居るディアマンテにそう通信を入れる。
『そうか・・・そこの基地の管理局にデータを取られるわけにはいかないな。こちらでデータを回収し、基地を管理局に利用されないように5分後、破壊する。お前たちは配置されていた部隊を回収した後に帰還しろ』
対するディアマンテはそう命令を下し、通信を切った。
「回収するには時間稼ぎが必要だ。カルド隊、頼めるか」
「ああ、問題ない。こちらから頼みたいくらいだ」
「ヴォルケンリッターとの戦闘は望むところ」
「しかし、乱入者とレヴィ・アルピーノは脅威だ。どうする?」
カルドとカルド・デレチョは時間稼ぎを快諾するが、カルド・イスキエルドはシャ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ