暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic12 進化!ディザード、アームズチェンジ!!
[1/12]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
今まで砕かれなかったエリカのディザードリングが砕け散った…この事態に、片桐達は衝撃を受けた。
「り、リングが…そんな…。」
「え…エリカちゃん?!」
「エリカ様!!」
「「「リングが…壊れた!!?」」」
本来なら魔導士達が使用するリングには破損防止のため簡単なマジックバリアが張られている上に、ディザードリングの場合は幾重にもバリアがかけられており、おいそれと破壊はできないのだが、これすらも貫通して破壊されるとなれば…ガンナーベクターの銃は相当火力がチューンアップされていると見て間違いないだろう。
『竜の魔法使いも魔法がなければ、ただの少女…さて、次はどうする?』
そのまま膝から崩れ落ち愕然とするエリカ、一体どうすればいいのかわからず右往左往する片桐達。
してやったりの表情を浮かべたガンナーベクターは、残った仲間に片桐達との戦闘を任せ、高空へと舞い上がるやハンドガンを構え、彼女に狙いを定め引き金に指をかける。
リングさえ無くなれば勝ったも同然…そう、今回ガンナーベクターは最初からエリカのディザードリングを狙ってベースキャンプを襲っていたのだ。
前回ディザードの手により倒されたデスサイズベクターの仇を討つため、ガンナーベクターは時間をかけて精鋭を選りすぐり、城北町に現れ四方を探していた。
そしてヘルヘイムの森に通じる亀裂を発見、そこから突入し片桐達を見つけ…今に至っている。
もはや万事休す…そんな空気がただよう中、マギカドラゴンだけは目を閉じ、神に祈るかの様に天を仰いでいた…まるでリングが破壊されるのを待っていたかの様に。
そしてゆっくりと目を開き、意を決して空を見上げるや魔力を最大限まで込め、大声で叫んだ。
『…時は来ました!さぁリングよ、今こそ生まれ変わり、その新たな力をエリカちゃんに!!』
するとどうだろう、砕け散ったはずのリングが光を帯びてスゥッと上空へ上がり、一つに集まってくるではないか。
そして光と化した破片はリングへと形作られてゆき、エリカの左中指に何事もなかった様に収まり、更に光を発し…リングは全く新しい姿に変わった。
まず驚くべきはリングに内蔵された魔法石の厚さである。
本来ならリングの厚さは魔法石の大きさもあってか、かなり厚く重さもそこそこあるのだが、今指にしているリングは厚さや重さが従来の約半分なのだ。
更に、そのリングから放たれる魔力の量もはんぱなく強大で、まさにエリカのために生まれ変わったかの様である。
「…こ、これは。マック、一体何があったのですか?」
『エリカちゃん、ディザーリングが新しく生まれ変わったんだよ。このリングは、エリカちゃんの魔力の向上に合わ
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ