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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic12 進化!ディザード、アームズチェンジ!!
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だろう、急にガンナーベクターの前の地面が盛り上がり人型を形作っていくではないか!
その姿はやがて少しずつはっきりとしていき、約20体の土人形が完成した。
全員白い対魔法スーツ姿に不気味なドクロの仮面を被り、手には刀や槍を装備している彼ら…臨時戦闘員『スクリーム』は、ディザードRを見据えながら一斉攻撃の命令が来るまで待機している。

「…あれは!」
『竜の魔法使いよ、これが私の答えだ…さぁ行くのだ、スクリーム達よ!竜の魔法使いを倒すのだ!!』
『『『キシャアァァァァァッ!!』』』
「…仕方がありません。行きます!」

やむなくディザードRはブレイブハートを再び構え、光の矢で一体ずつスクリームを狙い撃ちながら間を離し、横に高速移動しながら相手の様子を見ていた。
そして高速で彼女に近づくスクリームを確認するとブレイブハートの斬撃で対処し、ミドルキックで引き離した後光の矢で攻撃して撃破したが…やはり物量作戦で攻めてくる彼らには、正直きりがなかった。

「それっ!…はあっ!!」
『『『グギャアァァァァァッ!!』』』
『ははは、足元がガラ空きだぞ!!』
「…くっ!」

何より厄介なのは、ガンナーベクターがハンドガンで遠距離からスクリームを支援している上に、弾道が念力でねじ曲がって飛んでくるため、なかなか攻めに転じきれないのである。これでは、さすがのディザードRも押し切られてしまう。
 
『くっ、このままだとまずいよ、エリカちゃん。他に手を考えないと!』
「…これではらちが開きませんね。」

ガンナーベクターの支援を受け、数体のスクリームがディザードの左側面に回り手にした槍を振り回し一気に迫ってゆくが、ディザードRも感づいたのかガンナーベクターの援護射撃を軽くいなしブレイブハートで一体を斬り払い、背後から来たスクリームもバックスピンキックでみぞおちを蹴りつけつつ右から斬撃を決め、更にもう一体も至近距離からの射撃で撃破した。
しかし、数は減ってはいるもののガンナーベクターの砲撃がある以上、一気にまとめて倒さなければ道は開かれない。

『こうなったら、ロックシードを使ってみよう。それしか他に方法はないよ!』
「そうですね。使ってみましょう!」

マギカドラゴンの提案に従い、ディザードRは右手のリングを先程もらったU字型磁石が彫り込まれたリングに変更、レバーで手形を操作しふれる。

『ユナイト・プリーズ!!』

すると、ディザードRのベルトの右腰辺りに粒子が集まり、新しい紺色の箱型パーツが装着されたではないか。
縦10cm・横8cmのパーツには小さいくぼみがあり、しかもロックシードを留めるホールト
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