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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic12 進化!ディザード、アームズチェンジ!!
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からどうする?ここの二人と同じ末路をたどるか!?」
(だめだ、もう勝ち目はない…えぇい、こうなったら!!)
もう無理だ、あいつに勝てないと悟ったバーナーベクターは両手を上げて敵意がない事を示し、完全に白旗を揚げた。
相手が降伏したのを確認した片桐は、バーナーベクターにベースキャンプまで来る様に
促
(
うなが
)
し、バーナーベクターもそれに同意して片桐に従いテントへと向かって歩き始めた。
『…参りました、降伏します。』
「降伏か…無抵抗の敵を攻撃しても仕方がない。わかった、このまま一緒にベースキャンプまで来るんだ。お前さんに、いろいろ聞きたい事があるからな。」
『…はい。』
くっ、どれもこれも情けない…。
ガンナーベクターは、連れてきた仲間達が壊滅状態に追い込まれたのを見て、大きくため息をついていた。
自分自身の目で厳選したパーツをふんだんに使いカスタマイズし、魔導士に負けない力を得たつもりだったのに、どうしてこうなった?わからない事だらけだ…。
ガンナーベクターが不思議がるのも無理はない。
そもそも、彼らは『ここ以外で』普通に戦えば、対魔法スーツがあるため比較的簡単に押し切る事は可能である。当然ながらディザードRもヴァルムンクを使わない限り、倒せない訳ではない。
そう、ベクターノイド達が極端に弱い訳ではなく『ディザード達がヘルヘイムの森によりパワーアップしていたため歯が立たなかった』のである。
無論、こんなところで引き下がる様なガンナーベクターではない。彼にもプライドがあり、仲間のためにはどうしても負けられないからだ。
(…そうだ、あれを試してみるか。)
「…勝負は決しました、おとなしく降伏して下さい。降伏していただければ、私はあなた方に手出しはしません。」
ディザードRはガンナーベクターに降伏する様勧告し、すでに敵意がない事を示した。
彼女達からすれば、当然これ以上戦っていてもベクターノイドに利益はないし、今回彼女達の目的は
飽
(
あ
)
くまでヘルヘイムの森の調査であり、ベクターノイドと戦うのが目的ではないからだ。
しかしガンナーベクターはディザードRに向き直ると、今まで両手に握っていたハンドガンを投げ捨て左手を開き、地面に念力を流し始めた。
『確かにそれはありがたい話だ。だが、我々は簡単に屈しない。もし屈するとしたら、それは…竜の魔法使い、貴様を道連れにしてからだ!!』
「…やはり、まだ私達と戦う気なのですね。話し合えば、少しはわかり合えると思っていたのですが。」
『残念だったな。我々と話し合いをしようとしても、それは無理な相談だ。天地が逆さになろうと、和解だけは絶対にありえない。』
するとどう
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