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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic12 進化!ディザード、アームズチェンジ!!
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を続行、更に片桐との間を詰めていった。
『おいやめろ、まず相手を見て出方を見るんだ!!』
『そんな事言ってられるか!…いくぜ!生身の人間!!』
「さぁ、こい!」
しかし、それがあだとなった。
片桐はドリルが命中するギリギリを見極め、瞬発的に垂直ジャンプで回避した後ドリルベクターの背後に素早く回り、腰をつかむと魔力を両腕に込めて空高くジャンプ、高度100mまで上昇しバックドロップを決めたのだ。
「どっせぇえぇぇいぃぃぃぃぃ!!」
『な…こいつ……化け物か!!?いや、奴は…奴はぁ……妖怪だあぁぁぁぁぁ!!!』
当然ながら頭部の電子回路はショートを起こし、
片桐がドリルベクターからバックジャンプして離れた後に回路が爆発…ドリルベクターは機能を停止しヘルヘイムの森の大地に倒れた。
正直な話、ジェットベクターもバーナーベクターも片桐の数値外な馬鹿力に恐怖を感じていた。
通常、ベクターノイド達は恐怖と言う感情はあまり抱かない…いや、それすら許されていない。
相手が誰であれ
毅然
(
きぜん
)
とした態度で挑む事、それが彼らのポリシーだからだ。
しかし現状を見れば、誰でも恐怖を抱かずにはいられない…例えそれが、未来のホムンクルスでも。
もはや、なりふり構っていられない…ジェットベクターは恐怖にかられ背部のウィングを展開、片桐目がけて両腕に仕込まれたマシンガンを乱射しながら突撃していった。バーナーベクターの制止を振り切って。
『…うわあぁぁぁぁぁ!!』
『ジェットベクター、やめろ!相手が違いすぎる!!』
「さぁ、更にかかって来い!その翼、木っ端微塵に砕いてくれる!!」
が、片桐はマシンガンの雨をものともせず冷静に深呼吸をし右腕を振りかぶると、そのままジェットベクターの左ウィングに…正拳突きを決めた。
バリバリッと金属がきしむ音を立てて切り裂かれていき、左ウィングは真っ二つになり地面に突き刺さる。
「…ふんっ!!」
『うそおぉぉぉぉぉんッ!!?』
『…ジェットベクター!』
翼を失ったジェットベクターは右に旋回し、ぎこちなく再度突撃を開始…右腕のマシンガンを乱射して反撃したが、片桐はジェットベクター目がけて走り出すと右腕をブンブンと振り回し、低空ジャンプで間を詰め…ジェットベクターにラリアートを決めた。
「喰らえ、怒りのラリアートおぉぉぉぉぉ!!」
『ぎゃあぁぁぁぁぁッす!!?』
ラリアートで吹き飛ばされたジェットベクターは何度も地面に激突した後近くにあった岩に激突して機能を停止し、一方片桐は深く息を吐いて呼吸を整えバーナーベクターに目を向けた。
「さて…そこのお前、これ
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