暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic12 進化!ディザード、アームズチェンジ!!
[11/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
クスタイルとはまるで違う印象を、ガンナーベクターに見せていた。
全体的に重厚なスタイルは、もはや魔法使いや魔導士の概念を完全に捨て去り、まるで騎士の様。
ディザードRと同じ黄金のフレームにコバルトブルーの装甲、その胸部アーマーも竜の顔を象っており、更に右肩にナイトの…左肩にルークのマスクが埋め込まれた肩アーマーもまた全体的に迫力を増し、体からほとばしる魔力はディザードRより幾分か強力である。
仮面ライダーディザード・トリニティ・アームズ(以下、ディザードTA)。
過去から続く歴代竜の魔法使いの中でも、おそらく最高を誇る…ディザードとヘルヘイムの森とのコラボスタイル。

「これが…ロックシードの力…。」
『すごいよ、この力!これなら、あるいは…!!』
「…うん!」

新スタイルになり更なる自信がついたディザードTAは、改めてガンナーベクターとスクリームの群れに向き直り、左手にあるトリニティ・リングを見せ、いつもの決め台詞を放った。

「イッツ…ショータイム!!」
『くっ、またしてもパワーアップを!やむを得ん、スクリーム達よ…行けぃ!!』
「では、行きます!!」

ディザードTAは魔力を右手に集中させると、手形に軽く添え小型の赤い魔法陣を展開、そこから一振りの光り輝く剣を取り出すと三体のスクリームを一気に斬り払った。

「…はぁっ!!」
『『『ギイィィィィィッ!!』』』

ディザードが新たに得た剣は、全長80cmの炎の様に赤く光輝く刀身に竜の頭部を象った鍔、そして長さ30cmの白色の柄には魔力増強のルーン文字がびっしりと書かれており、ディザードTAをさらなる魔力の高みに上らせている。
その光の剣…『ホーリーブレイズ』の切れ味はすさまじく、先程の三体のみならず後方にいたスクリーム数体をもまとめて斬り払っていた。
一気に爆発し消滅するスクリームを後目(しりめ)に、ディザードTAは残ったスクリームとガンナーベクターを倒すべく、右手のリングを変更し手形を操作、即座に手形にふれた。

『グッドチョイス、キック・ストライク…レディ・ゴー!!』

発動と同時に足元から魔法陣が展開され、両肩のマスク部からも魔法陣が展開、魔力が一気に高まってゆく。
更にスクリーム達の前にディザード・ナイト・ルークの魔法陣が現れ、それを確認したディザードTAがダッシュしキックの体制に入る。
新たなライダーキック、『トリニティ・マギカ・ドライヴ』…それは相変わらずの低空キックだがしかし、魔法陣を通過するごとに威力は増してゆき、ついには音速に近い速さへと変わりスクリーム達にキックが炸裂、彼らは爆発四散した。

「こ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ