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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic12 進化!ディザード、アームズチェンジ!!
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せて強化されているんだ。』
「新しいリング…。」
『うん、デスザードとの戦いの後、今までのリングだとそれ自体のキャパシティ不足でエリカちゃんの魔力を十分に引き出せない事がわかったんだ。だから、一度リングを壊して新しく生まれ変わらせなければならなかったんだよ。』
「なるほど、私の魔力はリングがパワーアップしなければならない程にまで高まっていたのですか…。全く知りませんでした。」
『…それより早く変身を!このままだとみんなが!!』
「…はい!」

エリカは改めてドライバーのレバーを操作し、一旦深呼吸した後新しいディザードリングを手形にふれさせた。

『オーケイ・ユータッチ・ヘンシーン!…ライジング?プリーズ!ラーイラーイ、ラーイラーイラーイ!!』




エリカのリングが強化された…あまりの想定外の出来事にガンナーベクターは唖然としていた。
竜の魔法使いの命たるディザードリングを破壊すれば戦略的には有利になる…そう、力を奪ってしまえば後はたやすい事。
後は我々の力押しで、どうにでもなれる…ガンナーベクターはその発想の元、最初からエリカのディザードリングを狙い、そして破壊した。そこまではよかった。
しかし、破壊したはいいが新しく生まれ変わる事だけは、まるっきり想定外であった。
これでは今まで練ってきたプランが台無しどころか、逆に向こうがパワーアップしてしまい全てが水の泡ではないか!
焦ったガンナーベクターはエリカがディザードリングを使い変身するのを見て、改めてハンドガンを握り直し猛スピードで急降下しながら、怒りにも似た砲撃をエリカにぶつけた。

『うがあぁぁぁぁぁっ!!』

その時のガンナーベクターの表情たるや、まるで阿修羅…否、悪鬼羅刹(あっきらせつ)のごとく。
しかし、その逆襲の砲撃も。

ヂュン、ヂュン、ヂュン!!

リングから放つ防御の障壁に阻まれ全く効かず…結果的には変身を許す形になってしまった。

『…チィッ!』

ダメージを与えるのは、無理か…。
ガンナーベクターは舌打ちしながら急ブレーキをかけ、後方へと下がっていった。



さて、新たなディザードリングの力により生まれ変わったディザードは、見た目も能力も従来のものとは全く変わっていた。
まず両腕に装備されていたブレスレットは黄金のガントレットに変わり、足のブーツやアンクレットも足アーマータイプに変更、更にマスクや胸部アーマーのカラーもスカイブルーからコバルトブルーになった事でフレーム部のゴールドとの色合いも映え、本人の魔力の高さと相まってより一層力強くなった。
また、肩アーマ
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