第一章 ジュエルシードを巡って 〜海鳴 P・T事件〜
第六話 白と黒の決戦、そして
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たよ」
魔道事故、それによる娘の死
それだけを取ればそこまでの話ではなかった
「死んだのが認められず、反魂に挑んだのか」
「プロジェクトF.A.T.E。娘を蘇らせようとして行ったクローン実験をそれにより産み出されたのが」
「フェイト・テスタロッサ、というわけか。この話なのは達には?」
「話さないようにしようと思う」
「それがいい。言えば明日の戦いで全力を出せないだろうからな」
なのはは良くも悪くも相手を思うからな。恐らく思考の邪魔になるだろう
そして、ようやく分かった。なぜプレシアがフェイトを痛めつけるのかも
「そして、明日の戦いの時には君には現地に居てもらいたい」
「ん?なんでだ?俺が居てもやることないぞ?」
戦いには干渉しないと決めているからな。あれはあいつらのものだ
「そのプレシアが妨害してくる可能性がある。以前アースラが次元跳躍魔法を受けた。それと同じ魔法を今回も使ってくる可能性がある。だから」
「あいつらを守れってことか。了解した」
「そんなことが起こらないといいがな」
もしも、の可能性がある以上無視はできないな。そんな事を考えていたら戦いは終盤に差し掛かっていた
「設置型のバインド。それにあれは....」
きたか....
俺はあの"フォトンランサー・ファランクスシフト"の存在を昨日アルフから聞いていた。そしてなのはの"切り札"についても
「気張れよなのは。それが最初で最後のチャンスだ」
対処方法と反撃方法を昨日なのは、レイジングハート、俺、アルティメイタムで話し合った。それが決まれば....
テスタロッサの周りにあるスフィアから無数の砲弾が飛んでいく。なのはの周りが煙で見えなくなった。ユーノとアルフが目を見開き、なのはの心配をする。
だが、俺は見逃さなかった。なのはがカウンターをしかけていたことを。テスタロッサの
周りが桃色に光っていたのを
「スパーク、エンド」
テスタロッサがスフィアを束ね、槍のようなものを作り、なのはに投げる
それは着弾地点の周りにまで被害が及び、海が抉れた
「なのは!!」
ユーノが叫ぶ。だが、
「よくやったよ。なのは」
煙が晴れると、そこには所々バリアジャケットに損傷が見られるが、なのはが魔法陣の上に立っていた
レイジングハートがシューティングモードになり、なのはがディバインバスターを打とうと構える
テスタロッサはそれを止めようと動こうとするが、動けない
さっきの大技中にバインドを設置しておいたのだ
容赦無く砲撃を叩き込むなの
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