暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep11絆の魔法〜The Reviving bonds〜
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かつて、ある女性も同様に“シューティングアーツ”を修めていた。
「どうしたのスバル? あなたの本当の実力はこんなものじゃないんでしょ?」
「っ!?」
アマティスタの声が今までの女性のものではない別の女性の声となった。スバルの目が見開かれる。その声を聞いた瞬間、おぼろげだが確かに残っている小さい頃の思い出が一気にスバルの意識へと押し寄せる。
「・・・さん・・・」
スバルがよろつきながらアマティスタへと近寄っていく。
「お・・さん・・・・」
アマティスタは構えを解き、両腕をピンッと左右に大きく広げる。
「なんで・・・?」
アマティスタの両手両足が発光し、それが治まると彼女の両手両足は変化していた。スバルの瞳から涙が零れ始める。アマティスタの両腕に装着されている“リボルバーナックル”を見て、スバルは自分の右腕に装着されている“リボルバーナックル”へと視線を移す。
スバルとギンガが持つ、この世に左右一組しかないはずの“リボルバーナックル”が、目の前に佇む白コートを纏う“テスタメント”幹部アマティスタが持っている。
そして白コートの裾からはみ出している“ローラーブーツ”は、AIコアのない“マッハキャリバー”と酷似していた。アマティスタはゆっくりとフードに手をかけ、フードを脱いだ。
「っ!! なんで・・・? お母さん・・・!」
「大きくなったね、スバル」
晒されたアマティスタの素顔は、今は亡きスバルとギンガの母クイント・ナカジマのものだった。
敬虔なる諦観者
(
クイント
)
の足元に藍色のベルカ魔法陣が現れ・・・
――ウイングロード――
スバルのウイングロードと同じ道が奔った。
。
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