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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep11絆の魔法〜The Reviving bonds〜
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の? 八神はやて二佐』
トパーシオから通信が入る。
「そやね。少し残念やけど協力もこれまでや。降下部隊、テスタメントの逮捕へ任務変更」
はやては動揺を努めて抑えつつ、地上に降下しているスターズ・ライトニング両隊へと“テスタメント”逮捕を指示した。対するトパーシオも地上の幹部たちに3つの指示を出す。“レジスタンス”を優先して“4番艦”へと帰艦させること。“特務六課”が撤退を妨害した場合にのみ交戦を許可する、というもの。カルド・イスキエルドは“特務六課”との戦闘は避け、“レジスタンス”の引率をすること。
「スキーズブラズニルの航行を停めさせる。アウグスト照準、目標マスト及び
舵
(
ラダー
)
」
「了解。魔導砲アウグスト、マストとラダーへ照準合わせ完了」
「・・・アウグスト、発射」
はやてはまず“テスタメント”の移動手段である“4番艦”を無力化しようと考えた。それゆえに“ヴォルフラム”に艦載された長距離射程魔導砲アウグストの照準を、“4番艦”のマストとラダーへと合わせるように指示を出した。
「敵艦から強大な魔力反応! 白コートの少女からです!」
「推定ランク・・・ッ! SS!!」
――来たれ、
悲哀の天使
(
メノリア
)
――
・―・―・―・―・―・
エルジア紛争の真実を知った両軍の戦闘が終わり、パチパチと何かが焼ける音しかしなくなった場所に、スバルとティアナ、アマティスタが少し距離を開け向かい合っていた。向かい合ったまま、どちらも何も言わずにただ時間だけが過ぎていっている。先に口を開きその沈黙を破ったのはアマティスタだった。
「あなた達は、私たちテスタメントを捕まえるために編成された特務部隊なのよね? そうやって突っ立ったままでいいのかな?」
「お願いです。大人しく武装解除して投降してください」
アマティスタ隊を先に逃がそうとするアマティスタに、スバルが投降するように勧告した。スバルとティアナは出来るだけアマティスタと戦わずに済ませたかった。救助活動中の彼女を見て、絶対に悪い人ではないと、だから戦いたくないと思ってしまったからだ。しかし、アマティスタを含めた“テスタメント”を逮捕するのが仕事であるスバルは沈痛な面持ちで告げる。
「・・・アマティスタさん。あなたを・・・逮捕します。でも、戦いたくありません。ですから投降してください」
スバルが1歩前に出て、もう1度アマティスタに投降するよう呼びかけた。しかしアマティスタが首を横に振るばかり。そのうえ投降するどころか臨戦態勢に入った。
「どうしてですか・・・!? あなたはきっと、そんなに悪い人じゃないのに・・・!」
「アマティスタ! 武装を解除し、臨戦体勢も解除してください!」
それに続くように、スバルは嫌々
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