暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep6青き空は怨嗟の業火に燃えて 〜Avenger's Judgement〜
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るんだ」と嬉しそうに笑った。セレスにとって、フェイトを始めとしたなのは、はやて、守護騎士たちは十年来の友人だった。

「そんじゃまあ、色々とやってくれちゃってる連中を逮捕してきますんで」

監査に敬礼したセレスはオフィスを後にした。

・―・―・―・―・―・

ミッドチルダへと向かうために、ここトランスポートホールに集まった5人の魔導師と騎士+融合騎。フェイトとシグナムとヴィータとアギト、そしてセレスの5人だ。

「お久しぃ! 元気にしてた?っていうかフェイト、昨日テスタメントの1人と戦って怪我したっていうじゃん」

「セレス・・・。うん・・・それは大丈夫」

セレスの元気いっぱいの挨拶に少し沈んだ笑顔を見せ、そう返すフェイト。セレスは何かまずい事を言ったのかと思い、フェイトと同様古い友人であるシグナムとヴィータに念話で聞いてみる。

『あたし、何か地雷踏んだ?』

『まあ何と言うかいろいろと、な』

セレスに答えるのはヴィータ。ヴィータは、もうその話題は止めてくれ、という視線をセレスに向ける。それを感じ取ったセレスは話題を変える。

「『ふ〜ん』ていうかさ、一応あたしってあなた達より階級上なんだけど・・・」

「堅苦しいのは面倒だから気軽に呼べって言ったのお前だぞ」

「そうだけどさ〜」

ヴィータとセレスだけの話し声が聞こえる中、フェイトたち五人はミッドチルダへと向かった。そして、姿が消える直前に見せたフェイトの表情は決意と覚悟に満ちていた。

・―・―・―・―・―・

続々と“レジスタンス”がここ廃棄都市区画に集結している様をビルの屋上から見つめる3人の白コート。シグナムたち守護騎士を殺したいほどの憎悪を抱く、報復せし復讐者カルド隊の3人だ。彼らはミッドチルダでの“レジスタンス”回収任務に就けるよう、至高なる卓絶者ハーデに直訴、そして実った。

【ヴォルケンリッターが派遣される可能性が最も高いのはここミッドチルダだ。復讐のチャンスを祝福なる祈願者(ノーチェブエナ)なんぞに取られてたまるか】

しかしそれは2分の1の確率でもあった。ミッドチルダでの“レジスタンス”回収は北部と南部の2つで行われる。それゆえに間違いなく北部に現れるという確証はどこにも無かった。

【確かにいい機会ですが、今回の任務はあくまでレジスタンス回収。戦闘行動を禁じられていないとはいえ、下手をすると命令違反になるの――】

報復せし復讐者の左腕(カルド・イスキエルド)、貴様は忘れたのか!? 俺たちがこの組織にいるのは、ヴォルケンリッターへの復讐と言う目的のみだということを! それを果たせればもう未練は無くなるも同然! その後は知ったことか!】

報復せし復讐者の左腕カルド・イスキエルドへと怒鳴り
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