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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep8反時空管理局組織テスタメント〜Omnipotent Traitor〜
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、“界律の守護神テスタメント”の事、反時空管理局組織“テスタメント”の事。
「そういう事に関しての話ならレヴィに訊いてみたらどうだ? あの者ならセインテストや
界律の守護神
(
テスタメント
)
の事に詳しいだろう」
シグナムが神妙な顔して一つの提案を出した。“界律の守護神テスタメント”の事に詳しいはずの元“絶対殲滅対象アポリュオン”のレヴィ・アルピーノに訊けばいいのではないか、と。
「それならヴィヴィオちゃんが家に帰ってから訊いてみるって言ってたわ」
「・・・何か分かるといいですね。フェイトさんのためにも・・・」
「そやな・・・・」
はやては何か深く考え、悩んでいるようだった。アギトは意を決して何について考えていて、悩んでいるのか訊いてみた。
「マイスター・・・? 何か心配事か・・・?」
「・・・もし、もしもテスタメントと戦闘になったら、私たちは勝てるんかなって。ルシル君の実力は私たちが良く知っとる。魔術師としての実力を」
八神家は思いだす。ルシリオンが一体どれだけバリエーションに富んだ存在かを。あらゆる属性を担い、あらゆるレンジに対応し、あらゆる魔法を複製し、空戦最強とされた元管理局員。
それ以前に、
「もし、ルシル君が界律の守護神としてこの世界に呼ばれて、私たち管理局に敵対するってゆうんやったら、それは絶対に勝つことは出来ひん」
五年前、終極テルミナスに操られて強制的にテスタメント・ルシリオンと戦った事を思い出すはやて。干渉能力と呼ばれる、世界の力そのものを扱う圧倒的な戦闘能力。それを使われれば、戦う以前の問題となってしまう。
「そうじゃねえ事を祈るしかねぇ・・・か」
「ヴィヴィオから良い報せが来ればいいんだが」
「そうね」
暗い雰囲気に包まれる八神家の夜は更けていく。
?―?―?―?―?―?
ミッドチルダ北部タウブルク住宅街/高町家
ヴィータと同じくしてカルナログから帰ってきたなのはは、ヴィヴィオと一緒に食事と入浴を済ませ、自室である作業を始めようとしていた。
「ルシル君があの白いコート――テスタメントの仲間だなんて。しかもフェイトちゃんやヴィヴィオの事も憶えていない・・・・。そんなのって・・・悲し過ぎるよ・・・・」
ヴィヴィオから時空管理局本局で起きたことを聞いたなのは。ルシリオンが、今日カルナログで戦った堅固なる抵抗者マルフィール隊の仲間で、しかも両想いだったフェイトの事すら憶えていないという事実が、なのはの心を抉っていた。
そんななのははヴィヴィオから話を聞いてすぐにフェイトと連絡を取った。思っていたよりフェイトに落胆の色はなく、なのはは安堵した。以前のように激しい落胆、塞ぎ込むのではないかと心配していたのだ。
フェイトの様子を
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