ヒトカゲ
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てくれ!」
倒れていたヒトカゲは起き上がり、首を縦に振った。その時の目は勝ちに行くような顔負けの一流のポケモンのように見えた。
「よっし!ヒトカゲ『かえんほうしゃ』」
ヒトカゲの口から吐いた火炎がハガネールの体を包、少しづつだがハガネールの体力を奪っていくのがわかる。そこでハガネールが倒れ、地面が少し揺れる。
あとはゴローンだ…けってあれ?
ゴーロンがいない、周りを見渡すがいない。たぶん逃げた。
「ま、いっかヒトカゲちょっと待ってくれ」
俺はカバンから『いいキズぐすり』をだし、ヒトカゲに『いいキズぐすり』をかける。
ヒトカゲはキズにしみるのか「キュ〜ッ」と鳴く。そして俺はモンスターボールをヒトカゲの前に差し出した。ヒトカゲは首をかしげた。
「俺の仲間になってくれないか?」
このヒトカゲは特別ステータスが高いやつではないが、あの時の目を俺は忘れることができなくて、こいつは仲間に必要と思ったのだ。
ヒトカゲは最初はおどおどしていたが、少し時間が経ち決心したのかヒトカゲは自らモンスターボールのボタンを押しモンスターボールの中に入る。
俺はリュウとカナタのもとへと戻った。
「お、帰ってきた、どうだった?ゲットできたか?」
リュウは俺の見つけた瞬間、そう聞いてきた。
「あぁ、こいつだ」
俺は腰につけていたモンスターボールを取り出し、リュウに見せた。
「ヒトカゲ?なんで洞窟に?珍しいな」
あと二匹、俺はどんなポケモンを仲間にするのだろうか…。と俺は考えていた。
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